人気グループ、ワン・ダイレクションのメンバーで、「ダンケルク」で俳優デビューしたハリー・スタイルズが、「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のオリヴィア・ワイルド監督の新作に出演する。

タイトルは「ダーリン、心配しないで」Don’t Worry Darlingといい、彼が演じるのは、「ハニーボーイ」のシャイア・ラブーフがスケジュールのため降板した役。共演は「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のフローレンス・ピュー、「ワンダーウーマン」シリーズのクリス・パイン、「サスペリア」のダコタ・ジョンソンら。
 映画は、1950年代のカリフォルニアの砂漠にあるコミュニティで、ある主婦が理想的な生活だと思っていたものが、そうではなかったことに気づくというストーリー。製作はヴァーティゴ・エンターテインメント他。この秋、撮影をスタートする。
さらにハリー・スタイルズは、1950年代を舞台にした同性愛映画への出演の最終交渉に入った。映画のタイトルは未定。
監督は「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」のマイケル・グランデージ。製作はアマゾン・スタジオズ他。原作は英国作家ベサン・ロバーツの「マイ・ポリスマン」My Policeman。舞台は1950年代の英国ブライトン。ハンサムな警察官トムは、美術館の学芸員パトリックに出会い、洗練された新しい世界に開眼していくが、同性愛者であることを隠すためにマリオンと結婚しようと考え、3人の運命が変化していく。ハリーがオファーされているのはトムの役。マリオン役の候補には「イエスタデイ」のリリー・ジェームズの名前が挙がっている。撮影は来年の春から夏にスタートする予定。
ハリー・スタイルズは他にもMCUの新作に出演するかもという噂もあり、俳優として大いに売れそうな気配だ。

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