乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波をはじめ、映画『映像研には手を出すな!』の主要キャストとなる桜田ひより、板垣瑞生、赤楚衛二と、メガホンをとった英勉監督が、公開前夜の舞台挨拶に登場した。

「月刊!スピリッツ」にて連載中の話題のコミック「映像研には手を出すな!」(作:大童澄瞳/小学館)の実写映画化となる本作は、乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波らが出演し、TVドラマシリーズも4月から好評放送された作品。

“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を、独特な世界観と共に描きだす本作。作品設定のアイデアを湯水のように生み出す、極度の人見知りな主人公・浅草みどり役に齋藤飛鳥。超お嬢様でカリスマ読者モデルながらアニメーターを目指している天真爛漫な水崎ツバメ役に山下美月。アニメに興味はないものの金儲けの嗅覚と持ち前のビジネス センスでプロデューサー的立ち位置の金森さやか役に梅澤美波。
音響に異常なこだわりを持つ「音響部」の百目鬼(どうめき)役を演じた桜田ひより、「映像研」が手を組む「ロボット研究会」でロボット開発に情熱を燃やす小野役の板垣瑞生と小林役の赤楚衛二。そしてメガホンをとったのは、英勉監督だ。

原作を手に取った感想・齋藤飛鳥

齋藤飛鳥「原作はお話を頂いて初めて読んだんですけど、すごく面白いし、観たことのない世界観で凄いな、 と思いました。でも、これを自分が演じるのは想像がつかなかったし、最初は“私には無理です”とお伝えしていました。元々すごく人気のある原作だったっていうのもあるし、自分にそんな自信がなかったので。それでも、作品自体に凄く魅力を感じたし、スタッフさんの映像研に対する愛がすごくて、その愛に負けてしまって、やるしかない!と思いました」

画像1: 齋藤飛鳥(乃木坂46)

齋藤飛鳥(乃木坂46)

撮影で苦労した点・齋藤飛鳥

齋藤「ワイ ヤーに吊るされたり、ペットボトルのロケットを頭にぶつけられたりはあったんですけど、あまり苦労に感じなかったですね。監督のおかげでだいぶ楽しく演じられました。逆に、監督と打ち解けるまでが大変でした(笑)」
英監督「俺が偏屈みたいに聞こえるやん!(笑)」
齋藤「お互いにぐいぐい行くタイプでもないし、私自身が最初の方、“お任せします”“なんでも大 丈夫です”みたいな感じだったので(笑)」
英監督「泣きながら東京の町を歩いていました(笑)」

画像2: 齋藤飛鳥(乃木坂46)

齋藤飛鳥(乃木坂46)

画像: 撮影で苦労した点・齋藤飛鳥

VFX撮影で苦労した事・梅澤美波

梅澤「段ボールとか風船を浮かせて目印にして、このスピードで今動いてる!というのを想像しな がら撮影していたので大変だったんですけど、完成を見たら完璧でした! 本当にそこに同じものが見えているし、みんなの息もぴったりでしたしね」

印象的だったシーン・赤楚衛二

赤楚「映像研の皆さんが長い台詞を全部完 璧に覚えていてびっくりしました!監督から“ロボ研は芝居で戦ってほしい”って言われていたのに、お三方全員がセリフも完璧で来られて、僕 ら負けちゃいましたね(笑) しかも、その日の夜にテレビを付けたら、乃木坂さんとして(生番組に)出られてて、“えっ!歌ってる! 台詞どこ で覚えてるんだ!?”って思い、改めて凄いなと思いました

注目してほしいシーン

梅澤「本作は全編を通して笑えるシーンが多いんですけど、浅草が現実に直面して (ロボアニメ制作に)怖くなって逃げ出そうとした時、金森が浅草にビシって言葉をかける真面目なシーンがあるんです。浅草と金森の関係性だ から言えたことでもあり、言葉を投げかけられた時の浅草の目が凄く真っ直ぐで、ちょっとうるうるしている表情がグッとくるので、たくさんの人に響くシーンになるんじゃないかなと思います」

齋藤「私もそのシーン大好きで、元々全然涙流してとも言われていないし、そういう認識もなかったんですけど、なんか浅草に共感してしまって、気づいたらうるうるしながら金森の事を見ていて・・・」

英監督「しかも(桜田)ひよりちゃんが手を上げてそのシーンに出てくれたんですよ。元々の台本では映像研 の3人だけだったのに」

桜田「素晴らしい関係の3人だなと思っていて、現場で入った時も演技をしている皆さんを横で見な がらやっぱりこの3人がいるから映像研が成り立っているし、私もここにいられるんだなと思って感動していましたね」

板垣「ロボ研と映像研のみんなで凄くテンションがあがるシーン があるので、ぜひ映画を見ている皆さんも心の中で一緒に叫んでほしいです!」

赤楚「ロボ研の小豆畑(あずはた) の一言ですね」
板垣「あの一言いいね!」
英監督「やっぱり小豆畑だよね!」
梅澤「最高!」

最後に齋藤飛鳥よりメッセージ

齋藤「この作品は撮影している間も私の人生の分岐点になるかもと思う位、私の中で大きな作品になりました。それの確信を持てたの が、キャンペーンの時間。たくさんキャンペーンをやらせて頂けて、その期間も全部を通して、私の中で大切な時間になったので、少しでもたく さんの人に観て頂き、この作品を大切に思って頂けたらと思います。本当は浅草を演じている自分を観るのは照れくさくて、自分の中で1人占め したいと思うような作品なんですが、皆さんにたくさん観て頂いて、続編があるのか分からないですけど、それくらいの反響があるような、色ん な人に愛してくれるような作品になったらいいなと思っております」

画像1: 最後に齋藤飛鳥よりメッセージ
画像2: 最後に齋藤飛鳥よりメッセージ
画像3: 最後に齋藤飛鳥よりメッセージ

<劇場版>『映像研には手を出すな!』

9月25日(金)全国公開

出演:齋藤飛鳥 山下美月 梅澤美波 小西桜子 グレイス・エマ 福本莉子 松﨑亮 桜田ひより 板垣瑞生 赤楚衛二 鈴之助 出合正幸 松本若菜 山中聡 浜辺美波/髙嶋政宏

原作:大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館「月刊!スピリッツ」連載中)
脚本・監督:英勉
主題歌:「ファンタスティック3色パン」乃木坂46
配給:東宝映像事業部

©2020 「映像研」実写映画化作戦会議©2016 大童澄瞳/小学館

公式サイト: https://eizouken-saikyo.com/
公式Twitter:@eizouken_saikyo

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