ゲオルギー・ダネリヤ監督による究極のカルト映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』の4度目となる劇場公開が決定。監督自ら同作をアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』と同日の5月14日に公開される。

アニメ版の日本公開に合わせて、なんと4度目の劇場公開が決定!

1989年、2001年、2016年と三度劇場公開され「クー!」という意味不明な言葉で多くの熱狂的なファンを生んだ『不思議惑星キン・ザ・ザ』の4度目となる劇場公開が決定、新しいポスタービジュアルも解禁された。同日の5月14日(土)から公開されるゲオルギー・ダネリヤ監督自らアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』に合わせたリバイバル上映となる。

画像1: アニメ版の日本公開に合わせて、なんと4度目の劇場公開が決定!
画像2: アニメ版の日本公開に合わせて、なんと4度目の劇場公開が決定!

ヒット中のSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』の堀貴秀監督も「強い影響を受けた作品」と公言し、本作の独特な世界を絶賛。アニメ版と合わせて鑑賞して、どこが同じでどこが違うか比較するのも一興だ。

ソ連全土で驚異的な観客を動員!『不思議惑星キン・ザ・ザ』とは?

1986年にソ連での公開当時、映画批評家から総スカンをくらったにもかかわらず、公開されるや若者の圧倒的な支持により、ソ連全土で1520万人という驚異的な動員を成し遂げ、35年経った今も世界的に人気なカルトSF映画の傑作である。監督は名実ともにロシアを代表する巨匠ゲオルギー・ダネリヤ。映画音楽史上、最も気の抜けたスコアを捻り出したのは、世界的コンポーザー、ギア・カンチェリ。日本では86年の「ソビエトSF映画祭」で特別上映されるやたちまち映画ファンを虜にし、89年、2001年、2016年と3度にわたって劇場公開され、今回はアニメ版映画『クー!キン・ザ・ザ』にあわせた4度目のリバイバル公開となる。

画像1: ソ連全土で驚異的な観客を動員!『不思議惑星キン・ザ・ザ』とは?
画像2: ソ連全土で驚異的な観客を動員!『不思議惑星キン・ザ・ザ』とは?
画像: 『不思議惑星キン・ザ・ザ』デジタル・リマスター版 予告篇 www.youtube.com

『不思議惑星キン・ザ・ザ』デジタル・リマスター版 予告篇

www.youtube.com

【ストーリー】妻に頼まれて街へ買い出しに出た建築家マシコフ。そこに「あのひとがへんなこと言っています」と学生ゲデバンが助けを求めてきた。浮浪者のような風態の〈あのひと〉は、別の惑星から来た者で「自分の星に帰りたい」とふたりに懇願する。そんなうさんくさい話を信じないマシコフは、男が持っていた“空間移動装置”のボタンをうっかり押してしまう。と、次の瞬間、ふたりは砂漠のど真ん中にワープ。そこは地球ではなくキン・ザ・ザ星雲にある惑星ブリュクだった…

画像: 新ポスタービジュアル

新ポスタービジュアル

『不思議惑星キン・ザ・ザ』
5月14日(金)より全国順次公開

監督:ゲオルギー・ダネリヤ|音楽:ギア・カンチェリ|脚本:レヴァス・ガブリアゼ、ゲオルギー・ダネリヤ|撮影:パーヴェル・レベシェフ|美術:アレクサンドル・サムレキン、テオドル・テジク|出演:エヴゲーニー・レオノフ、ユーリー・ヤコヴレフ、スタニスラフ・リュブシン、レヴァン・ガブリアゼ

1986年|ソ連、ジョージア共和国|カラー|デジタル|135分
【提供】パンドラ、キングレコード【配給】パンドラ
©Mosfilm Cinema Concern, 1986

ダネリヤ監督自らアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』同日公開

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