世界を駆け巡るボディガード・チームの活躍を描くジャッキー・アクション最新作『プロジェクトV』が2021年5月7日(金)に公開されます。ジャッキー・アクションの集大成とも言うべき本作のあらすじと見どころについてご紹介します。(文・松坂克己/デジタル編集・スクリーン編集部)

“ジャッキー・アクションの集大成” ともいうべき超大作

画像: “ジャッキー・アクションの集大成” ともいうべき超大作

ストーリー

トン・ウンテン(ジャッキー)率いる中国の民間護衛部隊ヴァンガードは、顧客の実業家クォックラップ(ジャクソン・ルー)夫妻がロンドンで拉致されたと知り、現地にいた隊員ロイ(ヤン・ヤン)、チョン(アレン)、ミヤ(ムチミヤ)に救出させる。中東の過激派に狙われたのだ。

クォックラップは関係が疎遠になっているアフリカにいる娘ファリダ(シュ・ルオハン)も危ういとトンに保護を依頼、トンはチームと共にアフリカへ向かうが……

世界のアクション・レジェンド、ジャッキー・チェンの最新作は、『ポリス・ストーリー3』(1992)『レッド・ブロンクス』(1995)でも組みジャッキー・アクションの魅力を知り尽くしたスタンリー・トン監督とのコンビ作。

ヤン・ヤン、アレン、ムチミヤら新世代のアクション俳優を集め、ロンドン、アフリカ、中東など世界中でロケをし、まさにジャッキー・アクションの集大成ともいうべき超大作となった。

昨年秋に中国をはじめアメリカ、イギリス、ロシア、さらにアジア、中東など世界規模で拡大公開され、各国でオープニング興収1位を記録、2020年公開作品として世界13位(Box OfficeMojo調べ)のヒットとなっているが、ジャッキー作品がトップ15 に入ったのは『ベスト・キッド』(1984)以来の快挙だ。

撮影時65歳、相変わらずの体を張ったジャッキー・アクションは健在で、水上バイクのチェイスで危うく溺死しかけたシーンは恒例のラストクレジットのNG集で確認できる。

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アクション1:拉致された実業家夫妻を奪還せよ!

画像: アクション1:拉致された実業家夫妻を奪還せよ!

春節(旧正月)で賑わうロンドンの中国人街で、ヴァンガードの顧客である実業家クォックラップ夫妻が拉致された。中東の過激派に雇われた傭兵組織“北極狼”の仕業だ。

現地で家族と過ごそうとしていた非番の隊員ロイとチョンが現場に急行、銃で武装した相手に素手で肉弾戦を挑み、なんとか二人の救出に成功する。

アクション2:ライオンと仲良しの娘を救え!

画像: アクション2:ライオンと仲良しの娘を救え!

アフリカで野生動物保護にいそしんでいるクォックラップの娘ファリダを保護するため現地に向かうヴァンガードのチーム。

ライオンと仲良くしているファリダを見つけるが、そこに“北極狼”と密猟者が襲いかかり、ジャングルの中で激しい追撃戦を展開する。チームとはぐれたロイはファリダと共に一夜を明かす。

アクション3:激流チェイスでファリダは敵の手に!

画像: アクション3:激流チェイスでファリダは敵の手に!

ロイとファリダはトン率いるチームのメンバーと合流するが、そこを再び“北極狼”が襲ってきた。ボートや水上バイクを使っての激流でのチェイスとなり、ほとんどの敵は振り切ったものの、負傷したロイがファリダと共に敵の手に落ち、“北極狼”を雇っている過激派のボス、オマルの元に送られてしまった。

アクション4:二人を救出するため敵の砦を襲え!

画像: アクション4:二人を救出するため敵の砦を襲え!

オマルの狙いはクォックラップが持っているはずの亡き父マシムの莫大な資産。トンは現地の住民の協力も受け、人質交換に応じると見せかけながら、ヴァンガードの精鋭部隊をオマルがアジトとする砦に送り込む。大部隊の敵と激しい銃撃戦となり、なんとかロイとファリダを救い出すことには成功するのだが…

アクション5:最後の戦いの舞台はリッチなドバイ!

画像: アクション5:最後の戦いの舞台はリッチなドバイ!

オマルはマシムの資産が隠されたドバイに向かう。父を米軍に殺された復讐を企てていたのだ。トンもまたそれを知ってチームと共にドバイへ。

現地の警察に協力してオマルの行方を追うトンらは、黄金に輝くスーパーカーで逃亡しようとするオマル一味と市街での激しいカーチェイスを繰り広げていく。

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