アネット・ベニング×ビル・ナイ×ジョシュ・オコナーが奏でる心を揺さぶる家族のアンサンブル『幸せの答え合わせ』が2021年6/4(金)より全国順次公開。このたびウィリアム・ニコルソン監督のインタビューが到着した。
画像: 『幸せの答え合わせ』予告編|6月4日(金)公開 www.youtube.com

『幸せの答え合わせ』予告編|6月4日(金)公開

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人は何があっても光差す方へ必ずまた歩き出せると教えてくれる感動作

アカデミー賞4度ノミネート、ゴールデングローブ賞6度ノミネート&2度受賞を誇る『20センチュリー・ウーマン』の大女優アネット・ベニングと、『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー賞に輝いた演技派俳優ビル・ナイが、結婚29年目に突然、夫の方から別れを切り出す夫婦を演じる。

彼らの一人息子役に、大ヒットテレビシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子役を演じてゴールデングローブ賞を獲得、ロエベやブルガリのアンバサダーをつとめるなど、人気急上昇中の英国若手スター、ジョシュ・オコナーが扮する。

『グラディエーター』でアカデミー賞脚本賞を受賞したウィリアム・ニコルソンが、自身の両親との実体験をもとに脚本を書き上げ自ら監督も手がけた。

可笑しみと切なさの間を行ったり来たりする家族のリアルな台詞には、まるで自分の家族アルバムの1ページに出会ったかのように共感せずにはいられない。夫のまさかの離婚宣言から始まった家族それぞれのリスタートが、人は何があっても光差す方へ必ずまた歩き出せると教えてくれる感動作。

画像1: 人は何があっても光差す方へ必ずまた歩き出せると教えてくれる感動作
画像2: 人は何があっても光差す方へ必ずまた歩き出せると教えてくれる感動作

「両親の離婚は成人した子供には影響がないといわれるけれどそれは違う」

ウィリアム・ニコルソンは本作に込めた想いについて「いざ、この題材について書こうと執筆に取り組み始めたら、様々な感情が込み上げてきた。この物語には感情的な場面がいくつかあるが、その一部は実際に僕と僕の両親の身に起こったことだ。しかも僕は両方の味方という複雑な立場にいた」と語る。

ウィリアム監督は、熟年離婚は成人した子供にも影響を与えると指摘し、「多くの人は両親が離婚すると、幼い子供は傷つくが、成人した子供にはあまり影響がないと考えているけれど、それは違う。成人した後に両親が離婚すれば、子供は幼少時代の自分の原点を疑わざるを得なくなる。この映画は人間関係の中で、人々が背負う負担について、特に親が子供たちに知らず知らずのうちに背負わせているものについて描いている」と明らかにした。

日頃は脚本家としての活躍が多いが、本作を自ら監督することになった理由を、「映画を作るのは、監督であって脚本家ではない。僕が書いた脚本が素晴らしい作品になった時もあったが、失望したこともあった。でも本作に関しては、絶対に失望したくなかった。それで自分で監督した方が良いと考えたんだ」と語る。

また、本作を「苦しむ母親と彼女を支える優しい息子というような単純な話ではない。息子自身も自分の過ちに気付く。不釣り合いな両親のもとで育ったゆえに、人との親密な関係が苦手で他者とうまく関係が築けないんだ」と解説。

アネット・ベニング、ビル・ナイ、ジョシュ・オコナー、この名優3人が揃い、登場人物の感情が混ざり合わさることで、それぞれの才能を掛け合わせた以上のものが生まれたといい、「この3人の素晴らしい俳優たちの最高の演技が生み出す効果を目撃すれば、観客は圧倒されるに違いない」と胸を張った。

幸せの答え合わせ
6月4日(金) キノシネマ横浜みなとみらい・立川・天神 ほか全国順次公開
配給:キノシネマ
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