ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォー初競演!絶海の孤島で灯台守たちが見たものは?2020年のアカデミー賞撮影賞ノミネートほか世界中の映画賞を席巻した『ライトハウス』が2021年7月9日(金)公開。

本作は『ムーンライト』『ミッドサマー』など次々に斬新で良質な作品を生み出し続け、最も勢いのある制作・配給会社A24が製作。この度、孤島での過酷労働にロバート・パティンソンが耐え抜くシーンを集めた映像と併せて、監督、デフォー、パティンソンのインタビュー映像が解禁された。

謎めいた孤島にやって来た“2人の灯台守”たちが外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく――人間の極限状態を恐ろしくも美しい映像で描いた本作。北米ではA24の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興行収入1,000万ドル以上の大ヒット!長らく日本での公開も待たれていた本作の監督を務めるのは、長編デビュー作『ウィッチ』がサンダンス映画祭で圧倒的高評価を受け、一躍スター監督へと躍進したハリウッド屈指の才能、ロバート・エガース。

映像は「なぜ前の奴は辞めた?」食事中にイーフレイムが何気なくトーマスに問うと「死んだんだ、気が狂って」と、嘘か本当かわからないような答えを返されるシーンから始まる。その後切り取られているのは、気が滅入るようなハードな雑用を黙々とこなしていくイーフレイムの姿。井戸から重い飲水を汲み上げ、油の入ったタンクを引きずりながら階段を上がり、暴風雨の中で台車を押し、古びた屋根を修理する日々に思わず海辺に佇む罪の無いかもめにさえ、イラついてしまう。

画像: 『ライトハウス』ロバート・パティンソン、孤島での過酷労働映像集!インタビュー映像も

ベテランの灯台守のトーマスからまるで奴隷のように扱われ、日々のハードワークを押し付けられる悲惨な役を演じたロバート・パティンソンについて本作のロバート・エガース監督は「ロブ(ロバート・パティンソン)は誰よりも働いていた」「バスター・キートン並みに体を張って表現する」と、チャップリンと並びアメリカの3大喜劇役者として数えられ、“史上最高のスタントマン”とも言われる俳優名を挙げてその見事な“働きっぷり”に感嘆。ウィレム・デフォーも「2人だけだと頼り合うしかない、一心同体だ」とだと語るがその言葉とは裏腹に、外壁を塗るために灯台の高台から吊ったイーフレイムを不注意で岩場の上に真っ逆さまに落下させてしまうと言うまるで喜劇としか言えないような展開が映し出されている。

その後、予定の日に迎えの船が来ないことが分かり、徐々に常軌を逸していく二人。ロバート・パティンソンが「撮影が待ち遠しい場面があった」「崖から飛び降りる気分だ」「ほぼ全部の場面かな」と撮影を振り返るように過酷ながらも忘れられない現場であったことを明かしている。

画像: 7/9公開『ライトハウス』ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォーインタビュー+本編映像! youtu.be

7/9公開『ライトハウス』ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォーインタビュー+本編映像!

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1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件がベースになっている本作。より人間の感情を際立たせることのできるモノクロームの映像や、サイレント映画からトーキーへの移行期に隆盛した
正方形に近い画面サイズにこだわったことで“シネマティックな映像美”も実現。

そのこだわりと美しさによってアカデミー賞撮影賞にノミネートされるなど世界的評価も獲得、緊迫感を増大させるこだわり抜いた音響も評判を呼び、カンヌ国際映画祭監督週間でのプレミア上映では大喝采で迎え入れられました。やがて嵐が訪れ、二人きりの孤独な世界に取り残さたとき、おぞましくも美しい狂気の扉が開いていく――。

劇中、ほぼパティンソンとウィレム・デフォーの2人しか登場しないことでも話題の本作。“絶海の孤島”という極度の緊張感が強いられる空間の中、互いの魂をぶつけ合うような鬼気迫るやり取りを繰り広げる彼らの壮絶な演技合戦は数多くの映画祭で大絶賛! 狂気に取り憑かれた男達の恐怖や愛憎を描き出し、スリリングで謎めいていながらも人間の本質に迫るような、凄みを持った物語に観客は魅了されること必至だ。

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