7月30日より公開となるブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』が、全米公開し大ヒットスタート! 本作の特徴であるラップシーンの本編映像が初解禁された。
画像: 映画『イン・ザ・ハイツ』本編映像(ラップシーン)2021年7月30日(金)公開 youtu.be

映画『イン・ザ・ハイツ』本編映像(ラップシーン)2021年7月30日(金)公開

youtu.be

誕生のきっかけに『RENT/レント』が影響?

トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』。FOX NEWS、バラエティ紙、タイム誌など全米の名だたるマスコミがこぞって「今年最も観たい映画」に挙げ、はやくもアカデミー賞最有力とのレビューが出るなど高い評価で、全米大ヒット公開中本作が、ついにこの夏日本でも公開される。

メガホンを取ったのは、キャストがほぼ全員アジア人にも関わらず全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。傑作舞台に、映画ならではのスケールとカラフルな映像美そして今日の世界の社会情勢を反映した大胆なアレンジを加え、新たなミュージカルの名作映画が誕生した!若者たちの夢と、逆境に立ち向かう街の人々の絆を乗せた歌と圧巻のスケールのダンス。ニューヨークの片隅の街から今の世界に響き渡る歌と熱い夢が魂を揺さぶる、感動のミュージカル。

歌手のアリアナ・グランデや俳優のヒュー・ジャックマンもSNSで大絶賛のコメントを投稿し、「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、このジャンルの大きな飛躍を感じさせてくれる」「オスカー間違いなし。」など、公開前からすでに絶賛評で埋め尽くされていた本作。

遂に6月11日に全米の3456スクリーン公開し11日(金)~13日(日)までの3日間で11,405,000ドルのオープニング成績(BOX OFFICE MOJO調べ)を叩き出し、『グレイテスト・ショーマン』(オープニング成績8,805,843ドル)を超える大ヒットを記録!!

全米公開を経て米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでは一般の観客のレビューも多く上がっているなか、驚異の96%フレッシュを記録している!(※)全米でのロングランヒットおよび、今後続々と公開となるヨーロッパ・アジア各国世界各国での大ヒットスタートが期待されている。

この度、劇中の男性陣がラップ合戦を繰り広げる本編映像が解禁! 皆の居場所である街ワシントン・ハイツがなくなってしまうかもしれない危機を迎え厳しい現実にあっても、夢を語りあう主人公たちが描かれている。

映像は主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が営むコンビニで売った宝くじの中に、9万6000ドルの当たりくじがあったことが発覚するシーン。慎ましく暮らすワシントンハイツの住民にとって9万6000ドルは大金だ。後にこの噂は街中に広まり大騒ぎになるが、ウスナビたちも「もし9万6000ドルを手にしたら?」と色めき立つ。まずタクシー会社に勤めるベニー(コーリー・ホーキンズ)のラップからスタート。「ハデに使わずクールにビジネス・スクールへ♪」と堅実な性格を見せたと思いきや「俺はリッチな実業家。タイガー・ウッズが俺のキャディ」と野心むき出しなリリックを次々と披露する。対するウスナビも「やめな。ホラ吹き男。お前のウソはピノキオ」と応酬。そこに割って入るのはペインターのピート(ノア・カターラ)だ。しかし「やめろ。下手なラップ。“よう”しか言えねえ?」とすぐに一蹴され撃沈。3人のディスり合いはさらに白熱していく。まるでラップバトルさながらで、観客の気分は否応なしにアガる本編映像となっている!

本作はサルサやメレンゲ、R&Bやポップなど様々な音楽で彩られているが、中でもこのシーンに見られるようなラップミュージックはミュージカル映画の従来のイメージとのギャップもあり新鮮に映る。本作の原作ミュージカル初演当時も、クラシックやポップが主流だったブロードウェイに本格的にラップを持ち込んだことにより、大きなインパクトを与えた。

原作者であり、作詞・作曲を務めたリン=マニュエル・ミランダは、この斬新なミュージカルを作った時の心境をこう語っている。「僕は昔からミュージカルが大好きなのだけれど、既存のミュージカルには、自分の居場所がないと感じていたんだ。だから、大好きな『RENT/レント』のジョナサン・ラーソンが友達の話を作品の題材にしたように、僕も『イン・ザ・ハイツ』を独自に書き始めた。僕が舞台にふさわしいと感じた、大好きなラテン音楽やヒップホップを取り込んだ作品をね」。

『RENT/レント』はロックミュージカルと謳われているように、伝統的なブロードウェイミュージカルにロックの融合を試みた作品。『RENT/レント』がロックでブロードウェイを変革したように『イン・ザ・ハイツ』はラップでブロードウェイの歴史を変えた。こんなことにも思いを馳せながら、7月30日より公開となる本作を楽しんではいかがだろうか。

イン・ザ・ハイツ
2021年 7月30日(金) 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

This article is a sponsored article by
''.