ディズニープラスで好評配信中の『ロキ 』。知っておくと観方が変わる12のトリビアを本誌でおなじみアメコミ系映画ライターの杉山すぴ豊さんが解説します!(文・杉山すぴ豊/デジタル編集・スクリーン編集部)
※本トリビア集は第4話までの内容で構成しています。

ネタバレを含みますのでご注意ください!

トリビアその1:
砂漠に落ちるのはアイアンマンへのオマージュ?

画像: 記念すべきMCU1作目『アイアンマン』(2008)へのオマージュ?

記念すべきMCU1作目『アイアンマン』(2008)へのオマージュ?

第1話でロキがNYから次元を超えて逃亡して砂漠に落ちるシーンは『アイアンマン』(2008)1作目でトニーがマークⅠアーマーでテン・リングス団から脱出し砂漠に落ちるシーンに似ています。また第3話でロキがグラスを床にたたきつけて「もう一杯!」というのは『マイティ・ソー』(2011)でソーがやっていましたね。

トリビアその2:
マーベル・スタジオ・ロゴが緑色に

おなじみの「MARVEL STUDIO」ロゴが出る時に、ロゴ全体が緑色っぽく光ります。この緑というのはロキのイメージ・カラーですね。最近のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品は、その作品がフィーチャーするキャラに合わせた色使いをします。『ワンダヴィジョン 』はモノクロのシットコムから始まったのでロゴもモノクロ仕様でした。

トリビアその3:
多元宇宙、分岐イベントはMCUの今後のキーワード

日本語吹替版だと変異体によって1つの正しい時間軸が枝分かれすることで「多元宇宙」が発生すると大変なことになる、と説明されます。この「多元宇宙」がマルチバースのことであり次のドクター・ストレンジ映画のタイトルにももりこまれていますから今後のMCUの重要なワード。

そして分岐が生じる「分岐イベント」は原語だとNEXUS(ネクサス)。このNEXUSという単語は『ワンダヴィジョン 』でも意外なところで出てきており注目です。

トリビアその4:
ペギー・カーター登場?

これはファンの間でバズったネタ。第1話でTVAを脱出しようとするロキの背後に一瞬写る女性が、キャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターに似ています。

まさかペギーが?なお最初の方でロキがTVAに連行された時に『キャプテン・マーベル 』に登場したエイリアン種族スクラル人も捕まっていたことがわかります。

トリビアその5:
D.B.クーパーとは実際にあった未解決事件?

画像: 1971年に起きた未解決事件の犯人がロキ!?

1971年に起きた未解決事件の犯人がロキ!?

第1話においてロキがあのD.B.クーパー事件の犯人だったことがわかります。これは実際アメリカで起こったハイジャック事件で、このドラマで描かれたとおり本当に犯人は飛行機から飛びおりて逃亡した未解決事件。日本で言えば「3億円事件の犯人がロキだった!」みたいなことでしょうか。

『ロキ』ディズニープラスで独占配信中
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