『シックス・センス』(1999)『スプリット』(2016)などのM・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』が、2021年8月27日(金)に公開される。美しいビーチにやってきた一家が思いもよらぬ「時間の謎」によって予測不能の事態に追い込まれる。そのビーチでは時間が異常な速さで進んでしまう。そこに隠された真実とは? 全米では公開初週にNo.1ヒットを記録したタイム・スリラーに注目。

イントロダクション

画像: イントロダクション

出演は『ROMA /ローマ』(2018)のガエル・ガルシア・ベルナル、『ファントム・スレッド』(2017)のヴィッキー・クリープス、『ファーザー』(2020)のルーファス・シーウェルら実力派はじめ、『ジョジョ・ラビット』(2019)トーマシン・マッケンジー、『ベイビーティース』(2019)のエリザ・スカンレン、『へレディタリー/継承』(2018)のアレックス・ウルフら注目の若手も登場。

ストーリー

ガイとプリスカの夫妻は二人の幼い子供と一緒にバカンスでリゾート地にやってきた。一家はホテルのマネージャーの勧めで、美しい専用ビーチに数組の他のゲストたちと日帰りで出かけることにする。そこは大きな崖の向こうに隠された絶好の場所だったが、ひと時を楽しんでいたゲストたちはしばらくすると異変に気付き始める。砂に埋められた大量のスマホ、浜辺に漂着した遺体が急速に腐敗していく……

そしてまだ幼かった子供たちの身体があっという間に成長してしまったのだ! どうやらここでは時間が急速なスピードで進んでいるらしい。刻一刻と老化が進むガイたちは脱出しようとすると意識を失ってしまうこの場所から抜け出す方法を探り始めるが……

チェックポイント

1.原作は父の日のプレゼント

画像: 仏製のグラフィック・ノベルにインスパイアされたシャマラン

仏製のグラフィック・ノベルにインスパイアされたシャマラン

本作の原作とされているのはピエール・オスカル・レヴィとフレデリック・ペーターズによるグラフィック・ノベル『Sandcastle』。これはシャマラン監督の娘たちが父の日に贈ってくれたプレゼントだったという。人里離れた秘密の波辺から離れられない13人を描いたもので、シャマランはこの物語にインスパイアされて脚本を書いたという。

2.パート2の構想もある?

画像: 監督の頭の中には話の続きも出来ている?

監督の頭の中には話の続きも出来ている?

本作は全米で2021年7月23日に公開され週末興行成績1位を獲得するヒットになったので、続編の話が出るのも自然だろう。シャマランによれば、本作の続編となる構想も彼の頭の中にはあると認めている。ただしそれは映画化したくないとも発言。それは彼がヒット作続編を作るよりも新たな企画に取り掛かりたいということのようだ。

3.スタッフに見せた2本の映画

シャマランは本作の撮影に入る前にキャストやクルーに2つの映画を上映して見せた。それはニコラス・ローグ監督の『美しき冒険旅行』(1971)とピーター・ウィアー監督の『ピクニックatハンギングロック』(1975)で、シャマランはこれらを『自然の圧倒的な力と闘う人間の姿』と考えていて、『オールド』に求めていたスタイルに大きな影響を与えたという。

登場キャラクター

ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)

画像: ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)

妻のプリスカ、長女マドックス、長男トレントと共にリゾートにやってきた一家の父。実はプリスカとはある理由から離婚の危機にある?

プリスカ(ヴィッキー・クリープス)

※画像左

画像: プリスカ(ヴィッキー・クリープス)

表向きは夫ガイと二人の子供に恵まれ幸福な母親だが、実は彼女には健康的な問題があり、これが家族で最後の旅行になるかも…?

オールド
2021年8月27日(金)公開

アメリカ/2021/1時間48分/東宝東和
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープス、トーマシン・マッケンジー、エリザ・スカンレン、アレックス・ウルフ
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