『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセン初監督作『FALLING』(原題)が『フォーリング 50年間の想い出』として11月12日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルも解禁となった。

ヴィゴ・モーテンセンは監督に加えて脚本・音楽・出演も担当!

『ロード・オブ・ザ・リング』(01~03)3部作のアラゴルン役で世界的人気を獲得し、『イースタン・プロミス』(07)、『はじまりへの旅』(16)『グリーンブック』(18)で3度アカデミー賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセン。監督デビューとなる本作では、「母親の葬儀からの帰りに思いついた」と語る自身の親子関係を反映した半自伝的な脚本に加え音楽も手掛け、認知症の父を持つ男ジョン役で出演している。

ジョンの父親ウィリス役には、『エイリアン2』(86)、『ターミネーター』(84)のランス・ヘンリクセン。認知症で息子に頼らなければ生きていけなくなった父を、正面から逃げることなくリアルに演じきった。モーテンセンが演じるのは、そんな父を反面教師に都会的で洗練された生き方を選んだ息子という役どころだ。

うまく愛情を表現できない若き日のウィリスには、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(17)でボルグに扮し、ヨーロッパ映画賞にノミネートされたスヴェリル・グドナソン。ジョンの妹のサラには、『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(07)などで3度アカデミー賞にノミネートされたローラ・リニーなど、国際的に活躍する演技派俳優陣が集結した。

画像: ヴィゴ・モーテンセンは監督に加えて脚本・音楽・出演も担当!

今回解禁となったポスタービジュアルは、父親ウィリスと息子ジョンが過ごした50年間にも及ぶ壮大な日々を各時代ごとに切り取ったもの。「大人になって、初めて気づいた。父の秘めた想い。」のキャッチコピーの通り、自分と正反対の父の言動に悩まされていたジョンが自身も大人になり、家族を持ち、不器用な父親の想いに気づいていくことが示唆されている。

【STORY】

航空機のパイロットを務めるジョンは、パートナーのエリック、養女のモニカとロサンゼルスで暮らしている。ある日、田舎で農場を経営するジョンの父親ウィリスが認知症を発症し、引退後に住む家を探すためにジョンのもとへとやって来る。思春期の頃から、ジョンと保守的な父親との間には、ずっと埋まらない心の溝があった。だが、認知症のために過去と現在の出来事が混濁してゆく父と向き合ううちに、親子の50年間の記憶がとめどなく溢れ出していく──。

監督・製作・脚本・作曲:ヴィゴ・モーテンセン
出演:ランス・ヘンリクセン、ヴィゴ・モーテンセン、 ローラ・リニー

2020年|カナダ・イギリス|英語・スペイン語|
112分|カラー|シネスコ|5.1ch|原題:FALLING|字幕翻訳:高内朝子 映倫G 

提供:木下グループ 配給:キノシネマ 

公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/falling

© 2020 Falling Films Inc. and Achille Productions (Falling) Limited· SCORE
© 2020 PERCEVAL PRESS AND PERCEVAL PRESS INC. · A CANADA - UNITED KINGDOM CO-PRODUCTION

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