モーターヘッドのフロントマンであり Vo./B.のレミー・キルミスターが 2015年12月28日に伝説となってから今年で6年。レミー他界後、毎年12月下旬にモーターヘッド関連の映画上映が恒例となってきたが、今年も開催決定。

今年の公開作は2012年の「King of the Road Tour」の中から、12月にドイツのベルリンにあるヴェロドロームで行われた 12,000 人の大観衆と共に爆裂する暴走ロックンロールショウの模様を収録したライヴ作品『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』。

本作『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』は海外では商品化はされているが劇場公開されたという形跡はなく、映画館という環境で上映されるのは非常に珍しいことといえる。

画像: Photo by Frank Hoensch/Redferns via Getty Images

Photo by Frank Hoensch/Redferns via Getty Images

人類最強の豪傑、レミー・キルミスターがこの世を去ったのは2015年。70歳の誕生日を迎えてから 4日後、癌を宣告されてからわずか2日後のことだった。そして翌日、メンバーからモーターヘッドの活動終了が伝えられた。

本作はその暴走ロックンロールの帝王、モーターヘッドの 2012年12月5日にベルリンにあるヴェロドロームでのライヴを収めた、モーターヘッド公式ライヴ映像であり、2021年に「Louder Than Noise... Live in Berlin」と題してDVDリリースされた最新作だ。1975年の結成以来、怒涛のスピードと圧倒的音圧によるシンプルで攻撃的なロックンロールを40年間続け、メインストリームとは真逆のロックの裏街道を驀進したモーターヘッドは、ヘヴィメタルとパンク/ハードコアという普段相容れない両ジャンルからも熱い支持を集め、その両者が一触即発の状態に陥った場合でもモーターヘッドの曲を流せばすべてがおさまるという、この世に類を見ない存在感を誇ったバンドだ。レミーの死の約3年前のライヴである本作は、サクソンやエクソダス、クリーターなどのコンサート・フィルムもプロデュースしてきた Herwig Meyszner が何台ものカメラを使って収録。レミー・キルミスター、フィル・キャンベル、そしてミッキー・ディーのモーターヘッドというバンドが鳴らす轟音ロックンロールは数十年にわたりサウンドの境界線を破壊し続け、聴く者の耳をつんざき、そして世界中を爆走し続けた彼らがトップギアでその凄まじい存在感をドイツの大観衆に見せつけ、ステージからあふれ出るエネルギーだけではなく、観客席からの怒涛のエネルギーまでも生々しく映像に封じ込めた。

≪負け犬として生まれ、勝つために生きた≫極悪暴走ロックンロールレジェンド、レミー・キルミスターが今年もスクリーンで大暴れ!

画像: 『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』をレミーの誕生日(12/24)&レミーの命日(12/28)を含む日程で上映!

『モーターヘッド/ラウダ―・ザン・ノイズ』

シネマート新宿・シネマート心斎にて 12 月 24 日(金)~12 月 30 日(木)【1 週間限定】
名古屋シネマテークにて 12 月 25 日(土)~12 月 30 日(木)【6 日間限定】

出演:レミー・キルミスター、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー
提供:キングレコード 配給/宣伝:ビーズインターナショナル

© 2021 Silver Lining Music Ltd.

This article is a sponsored article by
''.