痛快、爽快、超愉快!世界中をブチ上げた話題作が早くもブルーレイ&DVDで登場!2021年は本作を観ずして終われません。そのワケを説明させてください!(文・平沢薫)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が、DCコミックの極悪ヴィランたちを過激なヴァイオレンスとバッドなジョーク満載で描く『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』。

画像1: 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を観逃がせない5つのワケ!

集められた"極"悪党は、凶悪犯罪のため終身刑で服役中の極悪犯たち、総勢14名。彼らが減刑のために引き受けた指令は、南米の島国にある難攻不落の秘密基地を破壊すること。こうしてマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クイン、シルベスター・スタローンが声を担当する半分サメで半分人間のキング・シャーク、『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル役イドリス・エルバ扮するブラッドスポートら、ユニークな凶悪ヴィランたちの暴走が始まる。

 さらに、本作に登場したキャラ、ピースメイカーを描くスピンオフ・TVシリーズ「ピースメイカー(原題)」も2022年1月13日から米HBO Maxで配信開始が決定。凶悪ヴィランたちの快進撃は、今後も止まらない!

観逃せない5つのワケ!

Reason 01
監督は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の
ジェームズ・ガン!

画像: 現場では実際に爆音を流しながら撮影を敢行!

現場では実際に爆音を流しながら撮影を敢行!

ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以上に思いっきりやりたいことをやったのが本作。彼自身が多数のインタビューで「これまででもっとも自由にやれた作品」だと語っている。その結果、ヴァイオレンス度もアップして『ガーディアンズ~』シリーズはPGー13だが、こちらはR15+の過激さ。音楽がゴキゲンな選曲なのは同じだが、本作には『ガーディアンズ~』ではスタジオに許可されなかった監督が大好きな曲、ピクシーズの「Hey」が、メンバーが秘密施設にスローモーションで向かう場面で使われた。

Reason 02
戦争映画、怪獣映画ーーー
ガン監督のジャンル映画への愛が爆発!

画像: 随所に監督のジャンル映画愛があふれている

随所に監督のジャンル映画愛があふれている

もちろん、基本はアメコミ映画だが、それだけじゃないのが本作。ガン監督が特に意識したのは『荒鷲の要塞』『戦略大作戦』のような'60~'70年代に人気を集めた戦争ケイパー映画(戦争を舞台にした集団での強盗映画)の雰囲気だ。中でも意識したのが'67年のロバート・アルドリッチ監督作『特攻大作戦』。嫌われ者の囚人たちが予想外の活躍をするというストーリーは本作と共通だ。また、映画後半ではなんと宇宙からやってきた巨大なエイリアンまで登場。巨大モンスター映画のテイストもたっぷり味わえる!

Reason 03
容赦ないアクション!

画像: マーゴット・ロビーは圧巻の大立ち回りを披露!

マーゴット・ロビーは圧巻の大立ち回りを披露!

冒頭で可愛い小鳥が殺され、かなり冒頭近くから、え~?! と驚愕の悲鳴を上げてしまうほどイッキに大量の死者が発生。人々の死に方の派手さも半端なく、銃弾を受けて頭部が破裂したり、怪力のキング・シャークが人体を縦に真っ二つに引きちぎるシーンもある。また、名セリフがキマったと思った瞬間、それを言ったキャラがあっさり殺されるといった演出も強烈。しかも集団戦の激しい戦闘は、戦争映画仕様。監督は『プライベート・ライアン』のように観客を戦闘のど真ん中に放り込むことを目指したと語っている。

Reason 04
悪党はみな愛すべきヤツら!

画像: 個性豊かな面々それぞれに物語がある

個性豊かな面々それぞれに物語がある

ガン監督による本作のキャラクター作りのコンセプトは、まるで人気のない残念なキャラを選んで、そのキャラに興味深いストーリーを与えて活躍させること。ラットキャッチャーは、世間から見下されているネズミという生物に価値を見出しているからという理由で、監督のお気に入りキャラ。なので本作では感動的なエピソードが描かれる。また、ポルカドットマンは「DCで最も頭の悪いキャラ」と検索すると出てくるキャラだが、この映画では彼が心を病んだ理由も描かれ、まさかの大活躍をするシーンまである。

Reason 05
最後は胸が熱くなる!

画像: 新鋭ダニエラ・メルシオールの繊細な演技にも注目!

新鋭ダニエラ・メルシオールの繊細な演技にも注目!

そんな過激な本作だが、そのうえ感動のドラマもたっぷり。問題児ブラッドスポートは本当は娘を愛していて、ラットキャッチャー2に娘を重ねる。ラットキャッチャー2と父親の過去の場面も切なく、この役を演じたポルトガル女優ダニエラ・メルシオールは注目を集め、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のヘンリー・ゴールディング主演のスパイ映画『アサシン・クラブ(原題)』への出演も決定。そしてヴィランたちは、最終的には政府の指令には従わず、自分たちが正しいと思う道を選ぶ。最後には胸を熱くする感動が待っているのだ。

CHECK
ポルカドットマン役俳優はアメコミ・マニア!

画像: 役の個性を見事に体現したダストマルチャン

役の個性を見事に体現したダストマルチャン

ポルカドットマンを演じるデヴィッド・ダストマルチャンは、『DUNE/デューン 砂の惑星』ではハルコンネン家の人間計算機、パイターを演じた個性派俳優。彼は小学6年生の頃まで熱狂的なアメコミ・クレクターで、2019年には自分で原作を書いたコミック「Count Crowley: Reluctant Midnight Monster Hunter」を刊行したほどのアメコミ好き。アメコミ関連の出演作も多く、DCでは『ダークナイト』とTV「GOTHAM/ゴッサム」、マーベルでは『アントマン』『アントマン&ワスプ』とTV「THE FLASH/フラッシュ」に出演。ポルカドットマンの熱演ぶりにも注目だ。

12月8日発売/ブルーレイ&DVD レンタル同日開始
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』

4K UHD&ブルーレイセット、ブルーレイ&DVDセットが早くも発売!ジェームズ・ガン監督自身による音声解説のほか、未公開シーンなど約90分の特典映像が収録されているので、これから観る方も本作ファンも絶対に見逃せない!

【初回仕様】<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>
(2枚組/キャラクターカード全10種セット付)¥7,990円(税込)

画像2: 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を観逃がせない5つのワケ!

ブルーレイ&DVDセット
¥4,980円(税込)

<映像特典(約90分)>

未公開&エクステンデッド・シーン集/NG&オフショット集/キング・シャーク/愛すべきはみ出し者たち/ジェームズ・ガンのスタイル/シーン解説:決死の任務/シーン解説:腕自慢/シーン解説:ハーレイの脱出/シーン解説:ヨトゥンヘイムの崩壊/スターロ/戦争映画風予告編/ホラー映画風予告編/バディ映画風予告編

<音声解説特典>

ジェームズ・ガンによる音声解説

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

※ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。
※R15+ 刺激が強い表現が含まれているのでご注意ください。本作には一部15歳未満の方の鑑賞には不適切な映像が含まれておりますが製作者の芸術性を尊重しオリジナルのまま収録しております。あらかじめご了承ください。

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