公開中の『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』より、主演のマーク・ラファロと、ラファロが今回演じる役柄のモデルとなった不屈の弁護士ロブ・ビロットとの2ショットインタビュー映像が到着。ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された記事を発端とするプロジェクト始動や、当時のビロット弁護士の心境など、本作制作の前日譚が明かされます。

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直感でトッドが適任だと思ったんだ。
引き受けてくれて本当によかったよ!

俳優であると同時に、長年にわたって環境保護に熱意を傾けてきたマーク・ラファロは、「エージェントが映画化の話があると教えてくれた。プロデューサーをやらないかと言われたので、この話を世に広めたいからぜひやるよと答えた。注目を集められると思ったし、娯楽性の高い作品にもできる。これは実話に基づいたホラー映画だよ」と主演だけでなく製作としても本作に参加した経緯を語る。さらにトッド・ヘインズ監督にオファーした時のことを、「彼に引き受けてもらいたくて長電話で説得した。トッドの最初の返事は忙しくて無理だったんだ。それはもちろん分かってたけど、好きなジャンルの作品だと言っていたし、直感で彼が適任だと思ったんだ。引き受けてくれて本当によかったよ!」と回想する。

マークが本当にこの物語を
世に広めたいと願っていることを知った

ニューヨーク・タイムズ誌に掲載された記事“デュポン社にとって最悪の悪夢になった弁護士”の当該者本人であり、本作によって全米中から脚光を浴びた不屈の弁護士ロブ・ビロットは、マーク・ラファロの役作りに協力したことについて、「彼が本当にこの物語を世に広めたいと願っていることを知った。マークは私の自宅まで来てくれたし、ウエスト・バージニア州にも同行した。映画の撮影にもかなり立ち会わせてもらったんだ。彼は本当に素晴らしい仕事をしてくれた。これは世の中に警笛を鳴らす作品だ」とマークの堅実で誠実な製作アプローチに感銘を受けたと語る。

ダークウォーターズ 巨大企業が恐れた男

すべては2016年1月6日のニューヨーク・タイムズ紙の新聞記事から始まった。米ウェストバージニア州のコミュニティを蝕む環境汚染問題をめぐり、ひとりの弁護士が十数年にもわたって巨大企業との闘いを繰り広げてきた軌跡が綴られていた。この記事は、本作で製作も兼ね、環境活動家でもある実力派俳優マーク・ラファロの心を動かした。すぐに映画化に向け動きだし、自らトッド・ヘインズ監督にオファー。さらに、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・プルマンなど豪華キャストが集結。ある農場主の悲痛な訴えから始まった小さな案件が、大規模な環境汚染問題に発展していく様を克明に描き出す。人命さえ脅かす化学物質の存在が身近な恐怖として描かれ、闇の中の真実をひたむきに追求するロブの姿から目が離せない。

画像: © 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.

© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.

監督:トッド・ヘインズ 配給:キノフィルムズ
出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、ビル・プルマン

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