映画配給会社ムヴィオラでは同社配給作品をオンラインで鑑賞できる独自の配信サービス「シアター・ムヴィオラ」を2022年2月10日(木)AM10時よりオープンする。

ムヴィオラ・メンバーズ会員募集も開始!

さらに会員限定の配給作品などの最新情報、チケット・グッズのプレゼント情報、オンライントーク情報を提供する「ムヴィオラ・メンバーズ」の会員募集もスタートする。

「配給会社ムヴィオラ」とは

2000年以来、ミニシアター系の洋画を中心に配給を行う。小さな規模ながら、世界の映画祭で話題を呼んだ作品、いち早く見るべき監督の作品、日本では紹介が少ない地域や題材の作品などを積極的に手がけている。ワン・ビン、アピチャッポン・ウィラーセタクン、ヤスミン・アフマド、フレデリック・ワイズマンといった監督の作品でも知られる。
昨年2021年の公開作は『春江水暖〜しゅんこうすいだん』『ブックセラーズ』『リル・バック ストリートから世界へ』『スウィート・シング』『ボストン市庁舎』、2022年の作品は2/26公開『金の糸』、4/9公開『アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2022』、4/23公開『インフル病みのペトロフ家』など。

「シアター・ムヴィオラ」とは

・WEB サイト URL: http://moviola.jp/theatermoviola/ *2月10日AM10時オープン
・配信形態:「TVOD(都度課金型動画配信)」 *見たい作品ごとにレンタルのうえ視聴する形となります。
・料金:(税込)550円・1100円(『鉄西区』『死霊魂』のみ1100円)
・視聴期間:3日・7日(『鉄西区』『死霊魂』のみ7日)
・特徴:今月のピックアップ作品を選び、監督やスタッフ、キャストの紹介、作品の背景、配給会社だから語れる製作者の意図などを多角的に紹介し、より深く映画を紹介します。

画像: アピチャッポン・ウィーラセタクン監督、故郷タイ時代の代表作『光りの墓』(2015)

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督、故郷タイ時代の代表作『光りの墓』(2015)

画像: 今は亡きマレーシアのヤスミン・アフマド監督の最高傑作『タレンタイム 〜優しい歌』(2009)

今は亡きマレーシアのヤスミン・アフマド監督の最高傑作『タレンタイム 〜優しい歌』(2009)

【第一弾配信作品ラインナップ】*順次作品は追加されます。
『ラサへの歩き方~祈りの2400km』チャン・ヤン監督
『草原の河』ソンタルジャ監督
『世紀の光』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
『光りの墓』アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
『タレンタイム 〜優しい歌』ヤスミン・アフマド監督
『もうひとりの息子』ロレーヌ・レヴィ監督
『ルイ14世の死』アルベール・セラ監督
『わたしは、幸福(フェリシテ)』アラン・ゴミス監督
『ぶあいそうな手紙』アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督
『無言歌』ワン・ビン監督
『鉄西区』ワン・ビン監督
『鳳鳴(フォンミン)—中国の記憶』ワン・ビン監督
『収容病棟』ワン・ビン監督
『苦い銭』ワン・ビン監督
『死霊魂』ワン・ビン監督
『祝福〜オラとニコデムの家〜』アンナ・ザメツカ監督
『リル・バック ストリートから世界へ』ルイ・ウォレカン監督

画像: 第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作、アラン・ゴミス監督『わたしは、幸福(フェリシテ)』(2017)

第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作、アラン・ゴミス監督『わたしは、幸福(フェリシテ)』(2017)

画像: ワン・ビン監督、8時間を超える渾身の大作『死霊魂』(2018)

ワン・ビン監督、8時間を超える渾身の大作『死霊魂』(2018)

「ムヴィオラ・メンバーズ」とは

もっと映画を深く好きになっていただけるように、会員限定で、ムヴィオラ配給作品&「シアター・ムヴィオラ」の最新情報をお届けし、配給作品のチケットやグッズのプレゼント、オンライントーク&レクチャーなどを実施する。
・無料会員登録制
・会員登録(無料)はこちらから https://note.com/moviola/n/ndb3ae2fde438 

【初回オンライントーク】
トークテーマ:今年のベルリン映画祭、気になる作品は? 
詳細はこちらから https://note.com/moviola/n/n7bf38f7088d3

「シアター・ムヴィオラ」「ムヴィオラ・メンバーズ」スタートにあたってのご挨拶

この2年間、映画に関わる仕事をしている誰もが「何かを変えなくては」「何かを始めなくては」と考え続けてきたと思います。私たちも小さな会社ながら、少しでも自分たちが信じる映画を継続して紹介していくために何かを始めたいと考えていました。その答えが「シアター・ムヴィオラ」「ムヴィオラ・メンバーズ」です。
これまで、ムヴィオラが配給する映画は、配信向きではないと考えていたことがありました。自分自身が、映画は等身大より大きなスクリーンで見たい=映画館で見るのが好き、ということもありますが、「メジャーな有名俳優や監督の映画ではない」「配信で人気のジャンルがない」というラインナップですし、実際、大手配信サイトでの売り上げは大きくはありません。また、DVDレンタルも不向きと判断され、セルしか発売していない映画もあります。
ただそれでも、手がけてきた作品は素晴らしいものだと信じていますし、長い権利期間の間、もっと多くの観客にアクセスしたいと思い、私たち自身の手で配信する場を設けることにしました。もっと多角的で深い情報とリンクしながら、丁寧に映画を届けることを特徴として考えました。
映画館のファンでいたいという気持ちに変わりはありませんが、それ以上に「この映画をたくさんの人に見てもらいたい」という気持ちで買ってきた映画を、1度でも多く、見てもらえることを願っています。そして、配信での出会いから映画の沼にハマり、映画館に行かずにはいられない映画ファンが生まれることを願って。応援よろしくお願いします! 配給会社ムヴィオラ 代表・武井みゆき

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