「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに掲げた「大阪アジアン映画祭」。第17回を数える今年のオープニングとクロージング作品が決定した。

2022年3月10日(木)から20日(日)に開催する「第17回大阪アジアン映画祭」は、「アジア映画のゲイトウェイ大阪」を世界にアピールし、文化・芸術・教育から観光・経済領域まで、また大阪からアジアまで、様々な観点を有する関心層が関わり大阪の発展に資する、開放されたプラットホームとしての役割を位置づけている。

今年は昨年に引き続き、例年のスクリーン上映に加え、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品のうち、今こそ世界に知られるべき作品を中心にピックアップし、「大阪アジアン・オンライン座」としてオンライン上映する(3月3日~21日)。こちらのオープニング作品は『トルソ』に決定済み。

さて、今回のオープニング作品は、中国・日本・韓国合作『柳川』(監督:チャン・リュル(張律))、クロージング作品は、デンマーク・ノルウェー・日本合作『MISS OSAKA(原題)』(監督:ダニエル・デンシック (Daniel DENCIK))と、くしくも外国人監督が日本を舞台に撮影した作品で開幕し、閉幕する。『柳川』には池松壮亮、中野良子、『MISS OSAKA(原題)』には森山未來、阿部純子、南果歩が重要な役で出演、いずれの作品も日本から実力派俳優が参加している。

画像: 『柳川』

『柳川』

画像: 『MISS OSKAKA(原題)』 (C)Haslund Dencik Entertainment

『MISS OSKAKA(原題)』 (C)Haslund Dencik Entertainment

これまで大阪アジアン映画祭では、合作映画など映画制作・製作における国境を跨ぐ流れについて積極的に紹介してきたが、そのことを象徴するような2作となった。オープニング作品『柳川』は3月10日(木)梅田ブルク7にて日本初上映、クロージング作品『MISS OSAKA(原題)』は3月20日(日)ABCホールにて日本初上映される。なお、『柳川』は、Foggy、イハフィルムズの共同配給により2022年秋公開、『MISS OSAKA(原題)』はカルチュア・パブリッシャーズの配給により、2022年内公開を予定。

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