2022年4月8日(金)公開予定の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に向けて最新情報をお届けする「月刊ファンタビ予言者新聞」。今回は、現在U-NEXTにて独占配信中の『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』の見どころに迫ります。シリーズ1作目の公開から20周年を祝して行われた特別番組で再会を果たしたキャストたち。一体何を語ったのでしょうか? 彼らの記憶に残る6つの言葉をご紹介します。

※内容の詳細に触れている箇所もあるので未鑑賞の方はご注意ください。

“同窓会”で彼らは何を語ったのか?

画像: “同窓会”で彼らは何を語ったのか?

シリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)の公開から20周年を祝した『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』は、大ヒットファンタジー『ハリー・ポッター』をめぐる魔法のような旅にファンをいざなう特別番組。ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの主演トリオをはじめとするキャスト・スタッフたちが一堂に会する、いわばホグワーツ魔法魔術学校の〝同窓会〞だ。

番組はおなじみのキャストたちにホグワーツからの招待状が届くところから始まる。彼らが向かうのは、ホグワーツ特急のプラットホーム、キングスクロス駅の9と4分の3番線。『ハリー・ポッター』の続きが始まるような演出に胸が躍る。「時間とは不思議なもの」──冒頭に登場するアルバス・ダンブルドアの台詞が、止まっていた時計の針を再び動かす。

ホグワーツに集結した彼らの口から明かされるのは、当時の思い出や今だから語れる制作秘話。ダニエルは当時3人で固まって寝ていたことを明かし、エマは当時の恋心を告白し、ルパートはもう若くはないことをユーモアたっぷりに語る。3人がかけがえのない絆で結ばれていること、そしてそれが『ハリー・ポッター』という奇跡を生み出したことが映像を通して伝わってくる。

上映時間は1時間42分と、もうひとつの『ハリー・ポッター』の映画を丸々一本味わっているような気分で、シリーズを愛してきたファンは興奮と感動を禁じ得ない内容となっている。ここでは番組内の特に記憶に残るコメントをピックアップしよう。

記憶に残る6つの言葉

クリス・コロンバス監督「20年経ったなんて信じられない」

画像: クリス・コロンバス監督「20年経ったなんて信じられない」

番組の冒頭、ダンブルドアの部屋で再会を果たすのはダニエル・ラドクリフと、シリーズ1・2作目を手がけたコロンバス監督。ダニエルの顔をまじまじと見つめながら「20年経ったなんて信じられない」と感慨深げな監督。当初はダニエルの両親が「人生が狂う」とハリー・ポッター役を断っていたという紆余曲折が語られる。

ダニエル・ラドクリフ「僕が初めて畏縮したのはゲイリーだった」

画像: ダニエル・ラドクリフ「僕が初めて畏縮したのはゲイリーだった」

シリウス・ブラック役を演じた名優ゲイリー・オールドマンも番組に出席、ダニエルと対談を繰り広げる。ゲイリーはダニエルが最も尊敬する俳優として常に挙げている存在で、「僕が初めて畏縮したのはゲイリーだった」と当時の心境を明かす。「叫びの屋敷でのシーンを見て、これこそ僕らの目指す演技だと話してた」とも。

エマ・ワトソン「うまく言えないけど、私は恋に落ちた」

画像: エマ・ワトソン「うまく言えないけど、私は恋に落ちた」

『炎のゴブレット』(2005)撮影時、ドラコ役のトム・フェルトンに恋心を抱いていたことを明かしたエマ。当時の心境についてエマは「うまく言えないけど、私は(トムに)恋に落ちた。毎回予定表に彼の番号があるか探した。彼の番号があったらさらに楽しい一日だった」と赤裸々に告白している。それを聞いたトムの反応はいかに?

エマ・ワトソン「人生を変えたくなった」

画像: エマ・ワトソン「人生を変えたくなった」

最後まで同じ役を演じ続けた主演トリオ。しかしシリーズ存続の危機もあった。エマが『不死鳥の騎士団』(2007)の頃に降板するという話があったのだ。ルパート・グリントに「降板する気だったの?」と当時の心境を聞かれたエマは「そうね…怖かったんだと思う。これが永遠に続くのかと思ったら人生を変えたくなったの」と振り返る。

エマ・ワトソン「アランはいつも意見を真剣に受け止めてくれた」

画像: エマ・ワトソン「アランはいつも意見を真剣に受け止めてくれた」

残念ながらこの同窓会に集まれなかった人もいる。シリーズ終了後、多くのキャストが世を去った。スネイプ先生を演じたアラン・リックマンについてエマは「アランは子ども扱いしない。いつも私の意見を真剣に受け止めてくれた」と偲ぶ。またヴォルデモート役レイフ・ファインズも「大切な友人」というアランの思い出を語る。

ルパート・グリント「僕らは家族だ。これからもずっとだ」

画像: ルパート・グリント「僕らは家族だ。これからもずっとだ」

番組最大の見どころの一つが主演トリオの鼎談。「こんな環境で育った子どもは僕らくらいだ。だから結束力が強い」というルパートの言葉から、3人の特別な絆が伝わってくる。エマが涙ぐみながらルパートに「あなたは私の人生を支えてる」と語り、「僕らは家族だ。これからもずっとだ」と応じるシーンは感動の名場面だ。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ
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