『ダークナイト』トリロジー以来のバットマン単独映画となる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が3月11日(金)より公開される。本作のプレミアが、3月1日(火)※日本時間3月2日(水)アメリカ・ニューヨークにて開催された。

豪華キャストが一同に集結!
ジェイソン・モモアも登場

会場となったのはニューヨークの中心部に位置するリンカーン・センター。広場全体に敷き詰められた巨大レッドカーペットには、バットモービルが出現。さらに、バットマン、キャットウーマン、リドラー、ペンギンの衣装が展示。会場周辺には、気温7℃の寒空のなか数百人のファンが集まった。

ファンの歓声に迎えられ、主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じたロバート・パティンソンが全身ブラックのコーディネートで登場。身に纏ったロング丈の黒いコートは「バットマンの気分のコートなんだ」と、バットマンのマントを意識したことを明かした。

画像1: 豪華キャストが一同に集結! ジェイソン・モモアも登場

また、「ここに来られて(重圧から)解放された気分だよ」と撮影からの日々を振り返り、「始めの予告編が出てから随分長い間、ファンを待たせたからね。それでもまだ同じ熱気で待っていてくれるなんて、感激だよ」とファンへの感謝を示した。さらに「この映画は、撮影、音響、全てが素晴らしい!劇場で観るべき作品だよ!」とコメントした。

キャットウーマン(セリーナ・カイル)を演じたゾーイ・クラヴィッツは、胸元に猫のカッティングがされたドレスで登場。

画像2: 豪華キャストが一同に集結! ジェイソン・モモアも登場

「ここまでとても長い旅だったから、ついにここに来られてとても嬉しい。セリーナがキャットウーマンになる前、そしてキャットウーマンになっていく姿を見せている。彼女にはトラウマがあって傷ついているアンチヒーローなの」と今回の役について語り、ロバートとの共演については「彼は素晴らしいわ。役になりきるその能力がすごいの。その役の中で彼自身が見えなくなってしまう。そのうえ感情の全てをその役の中に持ち込むの」と語った。

画像3: 豪華キャストが一同に集結! ジェイソン・モモアも登場

ポール・ダノは、史上最狂の知能犯リドラーを演じたことについて「自分のキャリアの中でも忘れられない一作!」と本作に出演した興奮をあらわにし、「リドラーを演じられるなんて思ってもいなかった。マット・リーヴス監督が書いたリドラーは天才だよ」と、本作で新たなリドラー像を作り上げた監督兼脚本のマット・リーヴスの才能を大絶賛した。

画像4: 豪華キャストが一同に集結! ジェイソン・モモアも登場

”ペンギン”の特殊メイクが話題のコリン・ファレルもマット・リーヴス監督について「プロダクションデザイン、衣装やカメラ、照明も素晴らしく、その細部に至るまで監督が気を使っている。彼はセットでもすごいエネルギーなんだ、何を食べたらあんなにエネルギーが出るんだろう」と語った。

さらに、作品完成の祝福にアクアマン役で知られるジェイソン・モモアが駆けつけた。元義理の親子のゾーイの晴れ舞台に喜びを隠せない様子で「僕の家族がキャットウーマンを演じるなんて信じられないよね!」(ゾーイの姿を見つけ)「ゾーイが来たぜ、猫だよ!」と大興奮。DC作品どうしのアクアマンとキャットウーマンの共演の可能性を聞かれると「世界観が違うから、それはわからないな」と答え、華やかなプレミアの雰囲気を楽しんでいた。

画像5: 豪華キャストが一同に集結! ジェイソン・モモアも登場

その他、アルフレッドを演じたアンディ・サーキス、マフィアのボス、カーマイン・アルトゥーロを演じたジョン・タトゥーロら豪華キャストが集結し、盛大な盛り上がりのうちにレッドカーペットイベントは終了した。

マット・リーヴス監督は、本プレミアを前に新型コロナウィルス感染が判明したことで、あいにくプレミア欠席となったが、上映前に行われた舞台挨拶には、オンライン中継で参加。スクリーン上からキャストを一人一人舞台上に呼び込み、「この映画を一緒に作ってくれた最高のスタッフに心の底から感謝したい」と作品完成の喜びと関係者への感謝のメッセージで締めくくった。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』 
2022年3月11日(金)全国公開
ワーナー・ブラザース映画 
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