魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開まで、いよいよ残すところあとわずか。今回は新作公開直前の総特集として、最新の予告編考察から、魔法ワールドの好きなキャラクター投票結果発表、最新作のキーマンのインタビューまで、最大ボリュームでお届け! まずは、最新の予告編考察をお届けします。

※記事には前作までのネタバレが含まれますのでご注意ください。

イントロダクション

『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』全10作の興行収入が1000億円を突破するなど、国内洋画シリーズとして映画興行成績ナンバーワンを誇り、映画のみならず舞台、テーマパークなどでも空前の盛り上がりを見せている“魔法ワールド”。前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)から3年半、いよいよシリーズ最新作が登場する!

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世界への宣戦布告を行った史上最悪の魔法使い、グリンデルバルド。彼の野望を止めるため、主人公の魔法動物学者ニュートと史上最も偉大な魔法使いダンブルドアは個性豊かなメンバーを集めてチームを結成することに。マグル(非魔法族)も加わった“デコボコチーム”は果たして世界を救うことができるのか?

主演を務めるのは『博士と彼女のセオリー』(2014)のアカデミー賞俳優エディ・レッドメイン。また本作のキーパーソンであるダンブルドア先生をジュード・ロウが演じるほか、ダン・フォグラーら前作のレギュラー・キャストが再結集。史上最悪の魔法使いグリンデルバルドには、昨年度のアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『アナザーラウンド』(2020)で主演を務めた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)以降、すべての魔法ワールド作品を手がけてきたデヴィッド・イェーツが監督を務める。

グリンデルバルドとダンブルドア、魔法界の頂点に立つ二人の過去にいったい何があったのか? 魔法ワールド最大の謎とされるダンブルドアが抱える秘密とは? 『ハリー・ポッター』との繋がりはますます強まり、物語は最高潮を迎える! すべてが明らかになるまで、もうあとわずかだ。

ストーリー

画像: 魔法動物を愛するシャイな魔法使いニュート(エディ・レッドメイン)は悪の魔法使いグリンデルバルドにチームで挑む

魔法動物を愛するシャイな魔法使いニュート(エディ・レッドメイン)は悪の魔法使いグリンデルバルドにチームで挑む

ホグワーツ魔法魔術学校のダンブルドア教授(ジュード・ロウ)は、闇の魔法使いグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)が世界の支配を企んでいることを知る。ひとりでは彼を阻止できないダンブルドアの依頼で、教え子の魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)は、友人のジェイコブ(ダン・フォグラー)や兄テセウス(カラム・ターナー)らとデコボコチームを結成、危険すぎるミッションへと挑んでいく。

今度の物語はどうなる? 最新予告編を徹底考察

物語の大部分が謎のベールに包まれている『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。ニュートたちをどんな冒険が待っているのか、グリンデルバルドの狙いとは、ダンブルドアの秘密とは? 新たに解禁されたUS予告、日本版予告のポイントとなる部分を確認しながら、気になる内容を徹底考察!

ポイント1:ダンブルドア、「憂いの篩(ふるい)」を見つめる/US予告、0:04~

US予告はホグワーツ城で『ハリー・ポッター』シリーズの老ダンブルドア(マイケル・ガンボン)が「憂いの篩」を見つめるシーンから始まる。「憂いの篩」は記憶を保存・再現できるアイテム。ダンブルドアはここで「真実の記憶」の重要性を語る。彼の過去が今回の物語の重要なテーマであることを示唆するシーンだ。

その後登場するのは、チェーンが手首に巻かれた「血の誓い」のペンダント。この誓いによってダンブルドアとグリンデルバルドは直接対決できないが、前回ペンダントはダンブルドアの手に渡った。今回これを破壊する方法は見つかるのだろうか?

ポイント2:若き日のマクゴナガル先生が登場!/US予告、0:20~

ダンブルドアのもとに現れる女性は『ハリー・ポッター』シリーズにも登場していたマクゴナガル先生(年齢が合わないため別人説も)。ホグワーツの変身術教授を務め、後に副校長、校長を歴任していくキャラクターだ。

『ハリー・ポッター』ではマギー・スミスが演じていたが、今回はアイルランドの女優フィオナ・グラスコットが演じている(前作にも少し登場)。「悪い知らせ」を持ってきたという彼女の険しい表情は、グリンデルバルドの野望がかなり進行していることを物語っているようだ。

ポイント3:グリンデルバルドが宣戦布告/US予告、0:30~

画像: グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)の野望がついに動き出す

グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)の野望がついに動き出す

「マグル(人間)との戦いがついに始まるぞ!」と世界に宣戦布告しているのは闇の魔法使いグリンデルバルド。前作のジョニー・デップから交代したマッツ・ミケルセンが、カリスマ性たっぷりに演じている。彼がこの演説を行っている場所はブータンのようだ。ブータンはブラジル・スペイン・中国などと並んで今回の主要舞台といわれる。

画像: この大階段がブータンのシーンか

この大階段がブータンのシーンか

ポイント4:グリンデルバルドが選挙戦に関与?/US予告、1:12~

大規模な集会が行われているシーンで緑の花火のように浮かび上がっているのは、グリンデルバルドのシンボルマーク。グリンデルバルドの紋章、ニワトコの杖、死の秘宝のマークが組み合わさっている。

このシーンで左側に見える垂れ幕には中国語で「リウ・タオの国際魔法使い連盟会長選出を支持」と書かれているようだが、何か混乱が起きている様子にも見える。グリンデルバルドが選挙戦に関与するということだろうか。グリンデルバルドの究極の狙いは、国際魔法使い機密保持法を廃止させ、人間たちを支配下に置くことだ。

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