2022年4月4日に生誕90周年を迎えたアンドレイ・タルコフスキー監督(1932年4月4日~1986年12月29日)を記念して、特集上映<タルコフスキー、アトモスフェア>を5月7日(土)より5月20日(金)まで、東京・渋谷ユーロスペースにて開催することが発表された。

。タルコフスキーの映画大学卒業制作『ローラーとバイオリン』において、労働者セルゲイと少年サーシャの魂が交流するときそこには必ず、大気にゆらめく官能的な光の戯れがあった。
そして遺作『サクリファイス』では、その大気が死滅していこうとする世界に新たな命を育む希望を、静謐にして圧倒的な強度で描き出した。
人が生きていくかけがえのない条件として、また人の生が交わる不可欠の媒介として一貫してその世界観を支えてきたタルコフキーの大気圏(アトモスフェア)。いまその圏域にあらためて巻き込まれてみよう。(上映期間中にはトークイベントも予定されている)

画像: 『惑星ソラリス』

『惑星ソラリス』

上映作品

『ローラーとバイオリン』1960 年│ソビエト│カラー│46 分
『僕の村は戦場だった』1962 年│ソビエト│モノクロ│94 分
『アンドレイ・ルブリョフ』1967 年│ソビエト│モノクロ&カラー│182 分
『惑星ソラリス』1972 年│ソビエト│モノクロ&カラー│165 分
『鏡』1975 年│ソビエト│カラー│110 分
『ストーカー』1979 年│ソビエト│カラー│163 分
『ノスタルジア』1983 年│イタリア・ソビエト│モノクロ&カラー│126 分

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