「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年に始まり、毎年の恒例イベントとして今年で22回目の開催となる「イタリア映画祭2022」が、東京・大阪にて開催が決定いたしました。あわせて上映作品のラインナップが発表された。

映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、東京会場の開催は中止、3年ぶりの東京・大阪2拠点での開催となる。今年の上映作品は、イタリア映画の新作10本、特別上映作品6本が取り揃えられた。

昨年のカンヌ国際映画祭で絶賛された巨匠マルコ・ベロッキオの新作『マルクスは待ってくれる』は、若くして亡くなった監督の双子の実弟をめぐるドキュメンタリー。伊コミック発のダークヒーローにルカ・マリネッリ(『マーティン・エデン』『オールド・ガード』)を主演に迎えた『ディアボリック』、マーティン・スコセッシが認めた若き才能ジョナス・カルピニャーノ監督(『チャンブラにて』『地中海』)の新作『キアラへ』や、世界20カ国以上でリメイクされた『おとなの事情』のパオロ・ジュノヴェーゼ監督の新作『スーパーヒーローズ』は大人の恋愛模様を瑞々しく描く。その他、イタリアが誇る名優トニ・セルヴィッロ主演の2作品や『いつだってやめられる』シリーズのエドアルド・レオ監督・主演作『ある日、ローマの別れ』など、映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品が取り揃えられた。

画像1: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『マルクスは待ってくれる』  2021, 90min
監督:マルコ・ベロッキオ
出演:マルコ・ベロッキオらベロッキオ家の人々

画像2: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『キアラへ』 2021, 122min
監督:ジョナス・カルピニャーノ
出演:スワミー・ロートロ、クラウディオ・ロートロ、カルメラ・フーモ

画像3: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『小さなからだ』 2021, 89min
監督:ラウラ・サマーニ
出演:チェレステ・チェスクッティ、オンディーナ・クワドリ

画像4: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『笑いの王』 2021, 133min
監督:マリオ・マルトーネ
出演:トニ・セルヴィッロ、マリア・ナツィオナーレ

画像5: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『内なる檻』 2021, 117min
監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ
出演:トニ・セルヴィッロ、シルヴィオ・オルランド

画像6: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『アメリカ・ラティーナ』 2021, 92min
監督:ディンノチェンツォ兄弟
出演:エリオ・ジェルマーノ、アストリッド・カザーリ

画像7: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた』 2021, 108min
監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト
出演:ファビオ・デ・ルイージ、イレニア・パストレッリ、ピフ

画像8: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『ある日、ローマの別れ』 2021, 116min
監督:エドアルド・レオ
出演:エドアルド・レオ、マルタ・ニエト、クラウディア・ジェリーニ

画像9: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『ディアボリック』 2021, 134min
監督:マネッティ・ブラザーズ
出演:ルカ・マリネッリ、ミリアム・レオーネ、ヴァレリオ・マスタンドレア

画像10: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『スーパーヒーローズ』 2021, 121min
監督:パオロ・ジェノヴェーゼ
出演:アレッサンドロ・ボルギ、ジャズミン・トリンカ、グレタ・スカラーノ

特別上映作品の核には、今秋新作『3つの鍵』が劇場公開となるナンニ・モレッティをはじめ、生誕100年を迎えたピエル・パオロ・パゾリーニ、そしてミケランジェロ・アントニオーニといったイタリア映画を代表する巨匠作品がズラリ。
さらに新たな試みとして、田邊アツシ監督によるムラーノ島でヴェネチアンガラスを制作する日本人作家に迫るドキュメンタリー映画『マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究』が初の日本作品として上映されることになる。

画像11: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『3つの鍵』 2021, 119min
監督:ナンニ・モレッティ
出演:マルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルヴァケル

画像12: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『息子の部屋』 2001, 99min
監督:ナンニ・モレッティ
出演:ナンニ・モレッティ、ラウラ・モランテ、ジャズミン・トリンカ

画像13: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『夫婦の危機』 2006, 112min
監督:ナンニ・モレッティ
出演:シルヴィオ・オルランド、マルゲリータ・ブイ、ジャズミン・トリンカ

画像14: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究』 2021, 97min
監督:田邊アツシ
出演:土田康彦、宮脇花綸、大友香里、臺佳彦、TERU、403 architecture[dajiba]

画像15: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『アッカトーネ』 1961, 117min
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
出演:フランコ・チッティ、フランカ・パスット

画像16: 映画祭ファンにはうれしく、イタリア映画に馴染みのない観客へ向けても入りやすく楽しめる多彩な作品たち

『赤い砂漠』 1964, 120min
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:モニカ・ヴィッティ、リチャード・ハリス

▼東京会場
会期: 4月29日(金・祝)ー5月4日(水・祝)
会場:ユーロライブ
(東京都渋谷区円山町1-5 ユーロスペース内/KINOHAUS 2F)
主催:朝日新聞社、イタリア文化会館、チネチッタ
特別後援:イタリア共和国大統領
後援:イタリア大使館 
※チケットはユーロスペースHP(http://www.eurospace.co.jp/)・劇場にて発売。
※前売り一般1,500円/学生1,200円など、当日一般1,800円/学生1,500円など

▼大阪会場
会期:5月14日(土)ー5月15日(日)
会場:ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)
※チケットは4月16日(土)12:00(予定)からあさチケにて発売。
※前売り一般1,400円/学生1,100円、当日一般1,700円/学生1,400円

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