給食マニアの教師VS給食マニアの生徒による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ「おいしい給食」シリーズの最新作『劇場版 おいしい給食 卒業』(5月13日公開)。劇場版第2弾となる本作で最後の給食バトルに挑む主人公・甘利田幸男を演じる市原隼人のインタビュー【後編】をお届けする。(文:タナカシノブ、写真:久保田司)

甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!

学校給食に人生のすべてをかける数学教師・甘利田幸男と、与えられた献立に異次元のアレンジを加える生徒・神野ゴウ。二人の長き戦いがゴウの義務教育最後の年、ついに完結する。中学3年生の担任である甘利田にとって、受験以上に気なる事件が浮上。なんと給食メニューの改革が決定されたのだ。不穏な空気を察知した甘利田は愛する給食を守るために立ち上がるーー。

インタビュー【後編】では、市原が甘利田顔負けの食に対するこだわりや、好きなものをおいしく食べるために必要なものなどについて語ってくれた。

▶前半のインタビューはコチラ 
https://screenonline.jp/_ct/17539126

画像1: 甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!

ーー『劇場版 おいしい給食 卒業』では喫茶メニューが登場します。市原さんの好きな喫茶メニューを教えてください。
市原「渋谷にある喫茶店に通っていた時期がありまして、そのお店のハンバーグが大好きでした。デミグラスソースのかかった家庭的な味で、手作り感がたまらずよく食べていました。オムライスも捨てがたいです。喫茶メニュー大好きですよ」

ーーお気に入りの付け合わせはありますか。
市原「コーンスープです。なんかお店で注文とられている感覚になりますね(笑)」

画像2: 甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!

ーーこれまで「おいしい給食」のインタビューでは、市原さんの食の嗜好をたくさん伺ってきました。今回で3回目ということで、さらに質問です。映画では手作りのおにぎりを食べるシーンがあります。お気に入りのおにぎりの具を教えてください。
市原「卵と昆布と細かく刻んだウィンナーを混ぜたものが僕のお気に入りです」

ーーあまり聞いたことのない具ですが、市原さんのオリジナルでしょうか?
市原「好きなものを混ぜたら、ここに辿り着きました(笑)。おにぎりを作って自然の中で食べることはよくあります。かなり大きいおにぎりを作ります」

ーーわんぱくですね(笑)。ちなみに海苔はパリパリ派?しんなり派?
市原「大きなおにぎりを包むようにノリをつけて、ラップに包むと食べる頃にちょうどいいしんなり感が出ます。いっぱい食べたいので大きいおにぎりが定番です」

画像3: 甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!

ーーお酒に弱い甘利田先生は今回もお酒絡みでかわいい姿を見せています。市原さんにはウイスキーボンボンのようなお酒入りのお菓子の思い出はありますか?
市原「父には海外の友達が多かったこともあり、お土産でブランデー入りのお菓子などをいただく機会はよくありました。食べても大丈夫かな、とドキドキしながら食べたのを覚えています。甘利田のように酔っ払って失敗するようなことはなかったですが」

ーー好きなもの、おいしいものを、よりおいしく食べるためには何が必要だと思いますか?
市原「誰かと食べるからおいしいというのは、『おいしい給食』のテーマでもあります。僕もそこに尽きると本当に思っています。おいしいものは大切な人と一緒に食べるとよりおいしく感じますし、映画やドラマなど作品もそう。何かを作ったら誰かに見せたくなるものです。一番のスパイスは愛情というけれど、本当にその通りだと思います。相手のことを思う気持ちが一番大切な調味料で、ごはんも作品もその思いひとつで、よりおいしくなると思っています」

画像4: 甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!
画像5: 甘利田VS神野ゴウの“うまそげ対決”がついに完結!

ーー今回は食べ物だけでなく、市原さんの好きな映画についてもお話を伺います。映画を観るときのこだわりはありますか。
市原「部屋を暗くしてちゃんと音が回るスピーカーで、いい音響で映画を観ます。距離感も感じられるような音域を出せるスピーカーや、出力を落とさないコードをアンプに繋いでいます」

ーー好きなジャンルと、繰り返し観るお気に入りの作品を教えてください。
市原「アクションが好きです。ブルース・リーやジャッキー・チェンが大好きで、『おいしい給食』でも酔拳を使わせていただいています。アクションのある豪快な作品が好きです。繰り返し観るのは、自分が出ている作品になるので、ちょっと恥ずかしいですが『リリイ・シュシュのすべて』(2001)です」

ーー大好きです!最初に買ったのはDVDでしたが、ビデオテープだったら擦り切れるほど観ています。
市原「自分が出演した映画も含めて、いろいろな作品を観ますが、『リリイ・シュシュのすべて』は特に何度も観ています。当時の制作過程や岩井俊二監督がどんなふうにこの映画を作ったのか、繊細さと豪快さが共存し、勝負している感じがあり素晴らしいと感じます。こういう映画に出たいと思える作品でした」

ーーすでに出ていらっしゃいますけれど(笑)。
市原「スタッフも役者も勝負している様子が画に反映している作品です。そういう勝負ができる作品はやっぱり素敵だと思います」

ーー市原さんの作品への向き合い方の原点という印象です。
市原「そうですね。みんなで共闘しプロセスを大切にしながら作品を作っていくという感覚はずっと大切にしていきたいです」

画像: 衣装協力/73r

衣装協力/73r

画像: 映画『劇場版 おいしい給食 卒業』予告【2022年5月13日全国公開】 www.youtube.com

映画『劇場版 おいしい給食 卒業』予告【2022年5月13日全国公開】

www.youtube.com
画像: “相手を思う気持ちが一番大切な調味料”『劇場版 おいしい給食 卒業』市原隼人インタビュー【後編】

『劇場版 おいしい給食 卒業』 5月13日全国公開

監督:綾部真弥 企画・脚本:永森裕二
出演:市原隼人 土村芳 佐藤大志 勇翔(BOYS AND MEN) 山﨑玲奈 田村侑久(BOYS AND MEN) 登坂淳一 いとうまい子 直江喜一 木野花 酒井敏也

制作プロダクション:メディアンド
配給:AMGエンタテインメント
製作:「おいしい給食」製作委員会

公式HP:https://oishi-kyushoku2-movie.com/
©2022「おいしい給食」製作委員会

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