歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー『峠』を映像化した『峠 最後のサムライ』が絶賛公開中。この度、永山絢斗が「宝物」と語る撮影現場のエピソードを明かした。あわせてメイキング映像も解禁された。

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3度の延期を経て、満を持しての封切後、コロナ禍の影響で劇場から遠ざかっていたシニア層を中心とする観客が多く劇場に駆け付け、好調なスタートを切った本格時代劇『峠 最後のサムライ』。動乱の時代を生きた“幕末の風雲児“河井継之助の最後の一年を描く本作に「今のウクライナ状況と変わらない困難が幕末にもあった。今の時代、河井継之助みたいなリーダーが必要」「今この時こそ主人公の様な人が必要です」「幕末の動乱が生んだ傑物のドラマに心が揺さぶられた。これこそ本当のラスト・サムライだ。」「(河井継之助の)永世中立の夢、いまの世界に重なる」など、ウクライナ情勢に揺れる現代社会と照らし合わせ、継之助の正義と信念を貫き通す姿に感動したという絶賛が相次いでいる。

本作の監督・脚本を務めたのは、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した初監督作品『雨あがる』以来、人間の美しい在り方を描いてきた日本映画界の名匠・小泉堯史。主演の“最後のサムライ”河井継之助を演じるのは、日本映画界を代表する俳優・役所広司。

そんな本作で河井継之助に仕える従僕・松蔵を演じた永山絢斗が、小泉組での撮影、そして役所広司との共演について語った。

元黒澤組のレジェンドスタッフが集結した小泉組での撮影については「小泉組に参加できて、幸せ者だと思いました。20代最後の年にこの現場に参加できた事は、宝物です」と自身にとってかけがえのない時間だったと喜んだ。

また、演じた松蔵については「ほとんど喋らないのですが、継之助さんに従うことが多く出番はたくさんあり、こういう役は今まで演じたことが無かったので入る前から緊張がありました」と明かす。

画像: 永山絢斗、映画『峠 最後のサムライ』の経験は「宝物」

役所広司との撮影を振り返り「役所さんは待ち時間が1時間あっても体勢一つ変えず、現場での姿勢を見ていて感じることがありました。セリフを一つ言うごとに空気が変わる感覚があり、長い間近くで勉強することができて幸せでした」と日本を代表する俳優との共演を噛み締めていた。

役所も公開に先んじて継之助の地元・長岡での舞台挨拶で「永山くんが演じる松蔵が素晴らしい存在感でスクリーンに存在しています」と永山に称賛を惜しまなかった。

今回解禁された場面写真とメイキング映像も、継之助と松蔵の強い絆が伝わるもので、二人が通わす主従関係を超えたサムライ同士の熱き間柄を垣間見ることができる。

動乱の幕末に生きた「最後のサムライ」を、黒澤組ゆかりのキャスト・スタッフが結集し、美しい映像で描き切った本格歴史超大作『峠 最後のサムライ』は現在絶賛公開中。

峠 最後のサムライ
絶賛公開中
配給:松竹、アスミック・エース
©2020「峠 最後のサムライ」製作委員会

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