『ゴッドファーザー』(72)でコルレオーネ・ファミリーの長男ソニーを演じてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたジェームズ・カーンが2022年7月6日死去したことが米各メディアで報じられた。享年82。

これは彼の公式ツイッターで明かされたもので、死因などは明かされていない。家族は「悲しみに打ちひしがれている中。そっとしておいてほしい」とコメントしている。4度の結婚で5人の子どもがあり、息子のスコットはテレビシリーズ『HAWAIIーFIVE 0』などで人気スターになっている。
カーンは1960年代中盤に映画デビュー。大学時代の友人にフランシス・フォード・コッポラがおり、彼の監督作『雨のなかの女』(69)に出演。続いて『ゴッドファーザー』でソニー役を演じて一躍人気アクターに。のちにコッポラとは『友よ、風に抱かれて』(87)でも組んでいる。

デビュー時代は『栄光の野郎ども』(65)『レッドライン7000』(66)『エル・ドラド』(67)『宇宙大征服』(68)などに出演し、71年のテレビ映画『ブライアンズ・ソング』で演技も認められるように。『ゴッドファーザー』以降は売れっ子になり、『シンデレラ・リバティ―/かぎりなき愛』(73)『熱い賭け』(74)『フリービーとビーン/大乱戦』(74)『ファニー・レディ』(75)『ローラーボール』(75)『キラーエリート』(75)『ニューヨーク一攫千金』(76)『遠すぎた橋』(77)『続・男と女』(77)『第2章』(79)『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』(81)などに次々出演。
90年代には『ミザリー』(90)『フォー・ザ・ボーイズ』(91)などで新生面を見せた。ほかに『イレイザー』(96)『ゲットスマート』(08)などに出演した。

This article is a sponsored article by
''.