『哭声/コクソン』(16)のナ・ホンジンが原案・プロデュースした『女神の継承』が全国公開中。この度、ナ・ホンジンと本作の監督バンジョン・ピサンタナクーンのインタビュー映像が公開となった。本作の原点などが明かされている。

『女神の継承』の原点は、『哭声/コクソン』の祈祷師・イルグァン!?

画像: ”映画館で観る価値がある"映画『女神の継承』ナ・ホンジン&バンジョン・ピサンタナクーン監督が起源を明かす youtu.be

”映画館で観る価値がある"映画『女神の継承』ナ・ホンジン&バンジョン・ピサンタナクーン監督が起源を明かす

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『女神の継承』のはじまりは、ナ・ホンジンが『哭声/コクソン』の続編として、ファン・ジョンミン(『ただ悪より救いたまえ』、『ベテラン』)が怪演した祈祷師・イルグァンの物語を思いついたことだという。その構想が本作へと受け継がれ、タイの祈祷師を題材に『哭声/コクソン』のアナザー・バージョンとも言える『女神の継承』が生まれることとなった。

また、ナ・ホンジンは舞台についても具体的なイメージがあったようだ。「雨が多く、深い森があって、未舗装の道路がある場所」とのナ・ホンジンのイメージを受けて、ピサンタナクーン監督はタイ東北部のイサーン地方をロケ地に決めた。撮影前には現地に1年も滞在し調査を行ったという。

本作のコンセプトは「“霊能力の継承”という一族のさだめと“神が継承者を選ぶ”という不確かな未来。この二つが衝突する様子を描きたかった」とナ・ホンジンは語る。ピサンタナクーン監督は「30人以上の祈祷師に会い、専門家にも助言を仰ぎました」と徹底した調査で唯一無二の映像をスクリーンに落とし込んでいった。

ピサンタナクーン監督はナ・ホンジンとの共同作業について「ナ・ホンジンは“最高”を望み観る者を圧倒する雰囲気を求めていました。新次元の挑戦でした」と明かし、「新しいホラー体験になります。ナ・ホンジンと私の最高傑作であり、これまでにないタイプの斬新な恐怖があります」と自信を覗かせている。また、完成した映画を観たナ・ホンジンも「映画は美しく芸術的な映像から始まり恐ろしくも心惹かれる終焉を迎えます。プロ意識の高いスタッフの手によってスタイリッシュに表現されました。“映画館で観る価値があるか?”と聞かれたら、“もちろんだ”と答えたい」と語っている。

監督とキャスト陣が来日!初日舞台挨拶に登壇

また、7月29日(金)には公開を記念して監督&キャストが緊急来日。シネマート新宿で舞台挨拶を実施した。ピサンタナクーン監督は、「劇場に観に来ていただけてほんとに嬉しいです。この映画は大きなスクリーンで観るために作りました。中には配信だけの国もあります。私とナ・ホンジンさんの意図としては、儀式のシーンなど各フレームを丁寧に作りこみましたので、楽しんでください」と大スクリーンで観るべき映画だと語った。

画像: (左から)サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ、グルモンコルペチ、バンジョン・ピサンタナクーン監督

(左から)サワニー・ウトーンマ、ナリルヤ、グルモンコルペチ、バンジョン・ピサンタナクーン監督

また、何かに取り憑かれる娘ミン役のナリルヤ・グルモンコルペチは「観てるときに絶対に目をつぶらないでください!それは皆さんにとってもチャレンジになると思います」と、祈祷師ニム役のサワニー・ウトーンマは「ラストシーンは観逃さないで頂きたい!」とそれぞれ劇場に詰め掛けた観客にメッセージを寄せた。

タイ×韓国のタッグで世界を震撼させたホラー映画の大本命『女神の継承』は全国公開中。

『女神の継承』
全国公開中 配給:シンカ
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画像: 怒涛の恐怖エンターテインメント日本上陸。映画『女神の継承』本予告(7.29公開) www.youtube.com

怒涛の恐怖エンターテインメント日本上陸。映画『女神の継承』本予告(7.29公開)

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