夏の超大作の公開ラッシュに続いて、今年後半もまだまだ見逃せない話題作が待っています。ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』、映画史に輝く『アバター』最新作など、秋から冬(9月〜12月)にかけて公開待機している10本の必見映画を一挙先取り! 今回は、秋冬に見ておきたいおすすめ映画をまとめてご紹介します。
カバー画像:2022年11月公開『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』©Marvel Studios 2022

2022年9月23日(金・祝)公開
LAMB/ラム

羊から産まれた“羊ではない何か”

画像: © 2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
© 2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON

監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
配給:クロックワークス

ミッドサマー』(2019)『ヘレディタリー/継承』(2018)の「A24」が北米配給権を獲得したことでも話題の禁断のネイチャー・スリラー。アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“ 羊ではない何か” を育てていく。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作で、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパスが主演・製作総指揮。

2022年9月23日(金・祝)公開
渇きと偽り

オーストラリアのリアルを描くクライムサスペンス

画像: ©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia
©2020 The Dry Film Holdings Pty Ltd and Screen Australia

監督:ロバート・コノリー
出演:エリック・バナ、ジュネヴィーヴ・オーライリー、キーア・オドネル
配給:イオンエンターテイメント

世界的ベストセラーとなったジェイン・ハーパーのデビュー作「渇きと偽り」を『ミュンヘン』(2005)のエリック・バナ主演で映画化したクライムサスペンス。

干ばつに喘ぐ閉鎖的な田舎町で、旧友の葬儀のため20年ぶりに故郷に帰ってきた連邦警察官が自身と友人の無実を証明するため奔走する姿を描く。自然に恵まれた観光大国の裏側で、いまオーストラリアが直面する問題を生々しく世界に提示しながらエンターテイメントに昇華。

2022年10月7日(金)公開
バッドガイズ

アニメ史上最強の怪盗ドリームチーム誕生

画像: © 2021 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
© 2021 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

監督:ピエール・ペリフェル
声の出演:サム・ロックウェル、マーク・マロン、オークワフィナ
配給:東宝東和、ギャガ 

『シュレック』(2001)や『ボス・ベイビー』(2017)などを生み出したユニバーサル・スタジオ×ドリームワークス・アニメーション最新作。

ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たした児童文学シリーズを原作に、権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団“バッドガイズ”の活躍を描く。日本語吹き替え版は、尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C‒Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカが担当。

2022年10月14日(金)公開
スペンサー ダイアナの決意

誰も知らないダイアナ妃の決意の3日間

画像: Photo Credit: Pablo Larrain  © 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED
Photo Credit: Pablo Larrain  © 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH & SPENCER PRODUCTIONS LIMITED

監督:パプロ・ラライン 
出演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール
配給:STAR CHANNEL MOVIES

今年で没後25年となるダイアナ元皇太子妃。世界中でダイアナ・フィーバーを巻き起こし、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」として知られる彼女が、一人の人間として生きる道を選んだ“決意の3日間”の物語。

『チャーリーズ・エンジェル』(2019)のクリステン・スチュワートがダイアナ妃を熱演し、アカデミー賞主演女優賞に初ノミネート。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016)のパブロ・ラライン。

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