ディズニー・アニメーション最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』が11月23日(水・祝)に公開となる。第87回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも興行収入90億円を超える大ヒットとなった名作アニメーション『ベイマックス』(2014)の生みの親ドン・ホール監督の最新作でもある本作について、世界中から愛され続ける『ベイマックス』に共通する魅力を紐解いてみよう。

その1
ドン・ホール監督ならではの独創的な世界観!

『ベイマックス』の舞台となったのは、東京とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市<サンフランソウキョウ>。サンフランシスコの実際の地形データを活用し描き出されたこの都市には、実際にサンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジや路面電車、さらには日本の看板や路地裏といった要素を盛り込んだ街。

日本へ強いこだわりを持つドン・ホール監督が、「いい加減な“日本”テイストを持ち込みたくない」と、ディズニー・アニメーション・スタジオで長年働く日本人トップクリエイター30人以上を参加させる徹底ぶりで作り出したという“サンフランソウキョウ”は、現実世界のリアルな要素を取り入れつつ、実在しそうで実在しないという、不思議な魅力で溢れている。また、主人公・ヒロとその仲間が物語の中で行き着く宇宙のような空間は、ピンクやパープル味がかかった空が美しく、この世の物とは思えない幻想的な雰囲気を漂わせる。

一方、ホール監督の最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の舞台となるのは、ディズニー史上最も不思議な“もうひとつの世界<ストレンジ・ワールド>”。監督がサンフランソウキョウで魅せた華やかさやディテールが、さらにパワーアップしたような世界だ。

画像: ストレンジ・ワールドに隠された真実とは!?

ストレンジ・ワールドに隠された真実とは!?

まだ誰も観たことがない世界をテーマにしたということで、華やかでありながらも幻想的で美しい世界観が特徴的。生き物のように動く不思議な大地や、キラキラと光を放つ未知の生命体など、細部にまでこだわりを感じられる不思議なものであふれている。これまでも、独創的の世界観で人々を魅了してきたホール監督だが、今回新たに、目に映るものすべてが新鮮に感じられる完全オリジナルな世界を完成させた。

さらにこの世界には、いまだベールに包まれた驚きの秘密も隠されているという。物語を通じて明らかになる、その真実とは!?

その2
絆を描く心温まるストーリー展開!

映画『ベイマックス』は、最愛の兄を失い、すっかり心を閉ざしてしまっていた少年・ヒロと周囲の人々との絆を描いた物語。亡き兄が開発したケアロボット・ベイマックス。最初こそ警戒していたヒロだったが、優しすぎるベイマックスの存在により、徐々に心癒され、元気を取り戻していく。そして、ヒロはベイマックス達と共に兄の死にも関係する悪党に立ち向かっていくことに。そこで描かれるのは、ヒロを中心とした様々なヒューマンドラマ。

画像: 写真は『ベイマックス』より ディズニープラスで配信中 © 2022 Disney. All Rights Reserved.

写真は『ベイマックス』より 
ディズニープラスで配信中 © 2022 Disney. All Rights Reserved.

心優しい兄が生み出した“人を傷つけないロボット”ベイマックス、常にヒロを気にかけてくれる兄の大学の同級生、時には厳しく時には優しくいてくれる叔母。心に傷を負った少年が、周囲に温かく支えられ、次第に心の成長を遂げていくのである。人と人との関わり、そこから生まれる深い絆を描き出すホール監督は、最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』でも“不思議な”世界への壮大な冒険の中に、心温まる家族のドラマを盛り込んでいる。

画像: 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』では壮大な冒険と共に家族ドラマが展開!

『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』では壮大な冒険と共に家族ドラマが展開!

偉大な冒険家の父を持つサーチャー・クレイドは、若いころ行方不明となった父イェーガーへのコンプレックスから、冒険嫌いに。安定した生活を求め、豊かな国アヴァロニアで家族と共に静かに暮らしていた。一方、息子のイーサンは、そんな生活にどこか物足りなさを感じ、数々の大冒険を成し遂げてきた祖父のような刺激的な冒険を夢見ていた。全く異なる考えを持つがゆえに、度々すれ違ってしまう父と子。しかし、世界を救う鍵を探すため、予測不可能な事が次々と待ち受ける、謎に包まれた“もうひとつの世界<ストレンジ・ワールド>”へと共に旅立つことになる。

父サーチャーと息子イーサンは、家族一丸となって数々の試練を乗り越えることで、お互いに日常生活では知り得なかった本当の気持ちを知っていく。『ベイマックス』で人とロボットとの深い絆を描いた監督が、普遍的なテーマでもある家族のあり方を新たな観点で描き出す。

その3
愛らしすぎる相棒キャラが登場!

『ベイマックス』で高い人気を誇るのが、心優しいロボット・ベイマックスの存在。思わず抱き着きたくなるような真っ白でまるまるしたボディ、黒く真ん丸の目、口がなく一見無表情にも見えるが、まばたきとボディランゲージ、落ち着いた丁寧な話し方で感情を表現するベイマックスがもたらす癒し効果は抜群。いまや、映画やグッズ、アトラクションを通して世界中の人々に愛される存在となっている。

最新作でそれにあたるのが、先日解禁された本予告にも登場した、ディズニー史上最も不思議ともいわれる“もうひとつの世界<ストレンジ・ワールド>”に住む、謎の生物スプラット。鮮やかな水色で、スライムのようなぽにょぽにょ柔らかそうな姿のスプラットは、ベイマックスと同じく口がないだけでなく、人間の言葉も話さない。スプラットは言葉こそ話せなくてもしっかりと感情を持ち、ボディランゲージや声のリアクションで、人と意思疎通ができるようで、<ストレンジ・ワールド>を旅するサーチャーたち家族の相棒となっていく。

画像: 家族の良き仲間となるスプラット(右下)も愛らしい!

家族の良き仲間となるスプラット(右下)も愛らしい!

本予告では、サーチャーたち家族に怒って平手打ちしたかと思えば、背中にくっついておんぶされ、親指を立ててグッドポーズをするなど、愛嬌たっぷりの姿も見せてくれる。ベイマックスに続き、新たな人気キャラが誕生しそうな予感だ!?物語にどんなエッセンスを加えるか、ぜひ劇場でチェックしてみてほしい。

画像: 「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」日本版本予告【この世界には大きな秘密がある】|11月23日(水・祝)映画館にて公開! www.youtube.com

「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」日本版本予告【この世界には大きな秘密がある】|11月23日(水・祝)映画館にて公開!

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『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』
11月23日(水・祝)劇場公開
© 2022 Disney. All RightsReserved.

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