ウォルト・ディズニー・カンパニーが今後予定されている劇場作品と動画配信作品を紹介する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」がシンガポール マリーナベイサンズにて開催 された。「ワンダーハッチ ー空飛ぶ竜の島 ー」 、「 House of the Owl 原題 )」「ガンニバル」のキャストである新田真剣佑、田中泯 、柳楽優弥 、吉岡里帆 らが登場し、会場を沸かせた。

「ワンダーハッチー空飛ぶ竜の島ー」

イベントでは、アジア各国の作品が発表され、日本パートではオリジナルコンテンツ3作品のプレゼンテーションが実施された。1作目は、本イベントで制作が発表されたディズニープラス初となる日本発のオリジナルファンタジー作品「ワンダーハッチー空飛ぶ竜の島ー」。本作は、日本各地でロケを行った実写映像とアニメで表現したファンタジーな世界を見事に融合させ、実写とアニメという2つの映像表現手法を通じて観客へまったく新しい体験を提供する。

画像: 「ワンダーハッチー空飛ぶ竜の島ー」

大ヒット作『攻殻機動隊』などで知られるProductionI.Gがアニメ制作を、『約束のネバーランド』(集英社ジャンプコミックス刊)の作画を担当した出水ぽすかがキャラクター原案・コンセプトアートを手掛け、生きづらさをかかえ、周囲と馴染めない女子高生が、異世界からやってきた少年と出会うことで、彼女の運命を変える冒険に繰り出す物語が描かれる。主人公・ナギを演じる中島セナと少年・タイムを演じる奥平大兼の2人の注目の若手俳優を主演に起用し、タイムが憧れる青年アクタ役を国際的に活躍し、Netflixの「ワンピース」にも出演予定の新田真剣佑が務める。監督は「東京喰種」などの萩原健太郎監督と『ONE PIECE STAMPEDE』の大塚隆史監督。アカデミー賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』の山本晃久、『バケモノの子』、『未来のミライ』などの伊藤整、そして涌田秀幸がプロデューサーを務める。プレゼンテーションには、作品を代表して、山本プロデューサーと新田真剣佑が登場。新田真剣佑が登場すると場内では歓声が起こり、各国から来ているメディアに向け、流暢な英語でのトークとなった。

本作のアイデアについて聞かれた山本プロデューサーは、「素晴らしいアイデアは萩原健太郎監督と脚本家の藤本さんが、まず日本の漫画の世界と現実の世界を行き来するような、そういう物語が作れないか?ということを受け、そして脚本のチームを作って2つの異なる世界、我々の住む世界と、ウーパナンタという別の世界をつなぐ物語ができました。そして、日本にはとても素晴らしいアニメ文化があるので、ウーパナンタの世界をそのアニメーションの力を発揮する形で融合できないのかということで思い浮かびました。また、ワンダーハッチは素晴らしい作品になると思うので、どうぞご期待ください。」と作品への想い溢れるコメントをし、アニメと実写を融合した作品について新田は、「この作品はディズニーによる日本初のオリジナルファンタジーで、このアニメの世界観に携われたことがとても光栄です。」と語り、また、「やはり、現実の世界とアニメの世界が融合されているところが、とても魅力だと思います。」と現在撮影中の本作の魅力を伝えた。

「House of the Owl (原題)」

続いて紹介されたのが、「House of the Owl (原題)」。本作も本イベントにて制作が発表された。日本の政治家やカリスマ経営者たちを、あらゆるスキャンダルやセンセーショナルな事件から無傷で守り解決してきた黒幕/大物フィクサーの【フクロウ】。本作の出演者として、田中泯と新田真剣佑が登場!二人に本作のオファーを受けたときの印象を聞かれると田中は、「あまり日本では人々の口にあがることのないような、ちょっと別世界の社会ですよね。」と作品の印象について触れ、「まさか私が・・・(演じるとは)」と驚いたという。

画像: 「House of the Owl (原題)」

新田は、「最初、脚本を見たときには、とてもエキサイティングだと思いました。とにかく、この家族のメンバーについて知っていくのがとても面白かったです。」と答え、「作品中には様々な人が登場するので、それぞれを発見していくのが面白いですね。私はこの作品の中で、龍という龍太郎の息子役を演じています。彼のキャラクターはすごく正義感にあふれて、徐々に父親の正体を理解していく役どころを演じています。」と自身の役どころも語った。来年の撮影へ向けた準備について田中は「作るというよりは、どのくらい深みに近づくか、ということでしょうかね。」と、すでに準備に入っていることを明かした。そして、初共演となるお互いの印象を聞かれると、田中は「厳しくなりそうだな。一筋縄ではいかなそうな感じですかね。」と会場を沸かし、新田は「(怖かったです。これは訳さないでください笑)やはり、一緒にこの役を演じることがわかった時は、すごく光栄だと思いました。」と思いを語った。そして、田中も新田も最後に「一緒に演じることが楽しみ」だと答えた。

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