『母の聖戦』が1月20 日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDENCINEMA ほかにて全国ロードショーされる。それに合わせ今回は、本作で犯人役を演じた話題の新人ダニエル・ガルシアをご紹介!

メキシコの実話をベースに、巨大化された「誘拐ビジネス」の闇に迫った衝撃作

年間約6 万件(推定)の誘拐事件が発生するメキシコを舞台に描かれた、このセンセーショナルにして骨太な社会派ドラマは、決して裕福ではない庶民が犯罪組織に搾取され、警察にも取り合ってもらえない非情な現実を描き出す。全編にわたって主人公シエロの視点でストーリーが展開し、観る者を誘拐ビジネスの闇の奥深くへと誘い、この世のものとは思えない理不尽な暴力が渦巻く光景を目撃させていく。入念なリサーチが重ねられた、リアリスティックな眼差しに貫かれた映像世界の強度に息をのまずにいられない。母の深い愛情と強い怒りを描いた衝撃作であり、並外れた緊迫感がみなぎるクライム・スリラーが誕生した。

メキシコで大活躍中の新人!犯人役のダニエル・ガルシアに注目!

本作で主人公シエロを「娘を誘拐した。解放してほしければ身代金を用意しろ」と脅す犯罪組織の若い男を演じたのが、メキシコで今、注目を集める期待の新人ダニエル・ガルシア。彼が主演に抜擢されたNetflix の『そして俺は、ここにいない。』(2019)では演技初挑戦ながら、ギャングの抗争に
より故郷を追われNY の大都市で大好きな音楽とダンスを糧に生きる17歳の少年の寂寥感を見事に演じ切り、メキシコのアカデミー賞といわれるアリエル賞で作品賞、監督賞、新人賞など10 部門を受賞し、米アカデミー賞の国際長編映画賞メキシコ代表作品にも選ばれ、ギレルモ・デル・トロ監督にも称賛されるなど一躍有名になった。本作はダニエルにとって2 本目の出演作となるが、キーとなる重要な役どころで堂々の貫禄ある演技を見せつけ、その大物ぶりを印象付けている。

そんなダニエルだが、もともとはミュージシャンになることが夢だったといい、地元メキシコのモンテレイではんだ付け職人をしながら、家族と友人で組んだバンドで活動をしていたところ、招待された音楽フェスティバルに出演したときに『そして俺は、ここにいない。』のフェルナンド・フリアス監督の目に留まりスカウトされ、映画に出演することが決まったという。その後も、TV ドラマや映画への出演が相次ぎ、メキシコのGQ にも登場するなどモデルとしても活躍し、より多くのファンを獲得している。そんなメキシコで今大注目をあびるダニエル・ガルシアの真に迫る演技をぜひ劇場でご覧いただきたい。映画『母の聖戦』は1 月20 日(金)より全国ロードショー。

画像: 『母の聖戦』話題の新人・犯人役のダニエル・ガルシアに注目!

『母の聖戦』1 月20 日(金)より全国ロードショー
【監督】テオドラ・アナ・ミハイ
【出演】アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、アジェレン・ムソ、ホルヘ・A・ヒメネス
【配給】ハーク
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