そして、この豪華のコラボキャラクターの内、日本でも人気の高い3つのキャラクターにゲスト声優が決まった。バットマン役には自他ともに認める“バットマン”ファンの山田孝之、頭脳明晰でクレイジーなジョーカー役に舞台・ドラマ・映画にと今や見ない日がないくらい幅広い演技力を持つ安田顕、そしてジョーカーのために命をささげるキュートな悪役ヒロインハーレイ・クインには、元KARAの知英(ジヨン)が務めるこになった。
監督:FROGMAN より各キャストの起用理由
山田孝之さんに関して。
以前から山田さんの俳優としての演技力に、注目をしていました。いつかお仕事をしてみたいと思っていましたが、私の作風で出ていただける場も無いだろうとあきらめていましたが、偶然にもバットマン好きと聞き、ダメもとでオファーを出してみました。こんな鷹の爪のような映画で、山田さんのキャリアに傷が付かないか、心配しております。
知英さんに関して。
ハーレイのキャスティングは、物凄く難航しました。僕の中では、リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」に登場した、レプリカントのリーダーの恋人役だった、プリスをイメージしていました。キュートだけれど、どこか現実感の無い雰囲気。知英さんは、海外からやってこられたアーティストで、どこか目の前にいても幻のような透明感と存在感を感じ、名前が出てきたとき彼女しかないと決めました。
安田顕さんに関して。
ジョーカーは悪党だけれど、己の中の愉快さを求める本物の狂人。気味の悪さとユーモラスさ、そして油断のならない悪党でなければなりません。俳優としての芝居の巧さと、どこかひょうきんな雰囲気を持ち合わせている安田さんは、まさしくジョーカーにうってつけでした。なにより、家族含め、私も水曜どうでしょうに出ている時からファンだったという理由もあります。