【インタビュー】桜田ひより&木戸大聖と見出した、小さな一歩の肯定『モブ子の恋』風間太樹監督
映画『モブ子の恋』は、自分を人生の主役ではない「脇役(モブ)」だと自認する大学生・田中信子の初恋と成長を描いた物語だ。メガホンを取ったのは、ドラマ「silent」などで繊細な心の機微を映し出してきた風間太樹監督。主演の桜田ひよりが体現する「内気な揺らぎ」と、木戸大聖が放つ「待てる誠実さ」。監督は震える指先や足元のディテール、そして柔らかな光の演出によって、言葉を超えた二人の距離感をスクリーンに焼き付けた。「足踏みは、一生懸命に生きようとする誠実さの証」と語る監督に、シーンの舞台裏と日々を懸命に生きるすべての人へ贈る肯定のメッセージを訊いた。(取材・文/ほりきみき)
「モブ」としての葛藤に...