本作の主人公は、全く異なる4つの“犬生”を生きる、ゴールデン・レトリバーのベイリー。命を救われたことをきっかけに、<最愛の人>となった少年・イーサンと、喜びも悲しみも分かち合い固い絆で結ばれていくが、犬の寿命は人間 よりも短く…ついにベイリーが旅立つ日がきてしまう― しかし、彼の愛 は不死身だった!アメフト選手になる夢を断たれ、初恋の人とも別れてしまったイーサンを心配し、何度も生まれ変わりを繰り返すベイリー。本作は最愛の飼い主にまた出会うため、50年に3回も生まれ変わりを果たした、けなげでかわいい犬を主人公に贈る<犬と人間の極上のラブストーリー>だ。
『脚本を読んだら、飼い主をもっと大切に思えた』(ブリット・ロバートソン/ハンナ(10代)役)、『魔法みたいな作品だ』(デニス・クェード/成人したイーサン役)、『いいお話』(ジュリエット・ライランス/イーサンの母・エリザベス役)と口々に賞賛の言葉を贈るキャストたち。ベイリーとイーサンのささやかながらも、大切な日々が切り取られた名場面に続けて登場するのが、原作者、W・ブルース・キャメロンだ。本作の原作小説は、犬好きはもちろん、人間と動物の不思議な縁に心を揺さぶられた人たちから熱狂的な支持を集めるベストセラー。ブルースには“飼い犬の考えてることが分かった”との声が多数寄せられたという。『カルフォルニアの高速で運転中だった。何度も生まれ変わる犬の話が頭に浮かんだ』と物語誕生の瞬間を振り返るブルースと共にこの物語について語るのが、本作の脚本を共同で執筆したキャスリン・ミッション。ブルースがこの物語を贈った相手だ。『犬と飼い主の愛は決して消えないという話』とキャスリンは説明。『作品が悲しみを癒してくれた』と続けて明かす。
原作の世界観をそのままに、犬と人間の絆をハッピーに描ききり、観る者の心に深く刻まれる感動作へと昇華。犬をテーマとした映画に関わってきたラッセ・ハルストレムのドッグシリーズの集大成となった本作、犬好きでなくても号泣するかも?