“ニューヨーク・タイムズ”の報道で複数の新人女優たちにレイプまがいのセクハラ行為を行ない示談に応じたとして、告発された大物プロデューサー、ハーヴィー・ワインスタイン。次々とこれまでの被害者が彼の“悪事”を明かす中、グィネス・パルトロー、アンジェリーナ・ジョリーも”悪夢”を語っている。
画像: ハーヴィー・ワインスタイン

ハーヴィー・ワインスタイン

ワインスタインは当初この報道を否定していたが、ついに弟ボブと立ち上げた自らの会社ワインスタイン・カンパニーから解雇を通告され、妻からは離婚を申請された。そして有名女優までもが、これまで黙っていた彼のセクハラ行為の数々を明かすように。アシュリー・ジャッドやローズ・マッゴーワンがホテルに呼び出され、マッサージなどを要求されたという。

そして今度は彼の製作作品「恋におちたシェイクスピア」でオスカーを受賞したグィネス・パルトローが、「エマ」製作中にホテルに呼び出され、拒否したが同じような体験をしたこと、90年代にアンジェリーナ・ジョリーも被害者だったことを語りだした。まだ彼女たちは新人で、大物プロデューサーにはむかうことができなかったという。

こうした報道に対し、ハリウッド中がワインスタインに対して堰を切ったようにバッシングを開始。メリル・ストリープ、シャーリーズ・セロン、パトリシア・アークェットら大物女優だけでなく、ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオらかつての友人たちも『こうした行為は許されるべきではない』と発言している。

一時はアカデミー作品賞を受賞するような名作を毎年のように送り続け、業界の顔だったワインスタインだが、すっかりハリウッドでは居場所が無くなり、ヨーロッパのセックス依存症リハビリ施設に入ったといわれている。今ハリウッドはこの話題で持ちきりだが、どう収束するのか?

This article is a sponsored article by
''.