昨年のアカデミー賞で主演男優賞を受けたケーシー・アフレックだが、今年の授与式への参加を辞退した様子。

通常であれば、前年の演技賞受賞者は今回の演技賞部門プレゼンターとして招かれ、アフレックは主演女優賞部門のプレゼンターを務めるもの。しかし、昨年も受賞前に取りざたされた彼の過去のセクハラ行為が、現在のハリウッドで大きな問題になっている告発騒動によって再度見直され、女優達を中心にアフレックの出席を拒否する声が高まっていた。
アフレックは2010年に「容疑者、ホアキン・フェニックス」を監督した時、撮影監督の女性二人にセクハラ行為をしたことで訴訟を起こされ、これはその後示談で済んだものの、昨年アフレックの受賞を読み上げたブリー・ラーソンは彼にハグも拍手もしなかったことで、否定の態度を示していたことが話題を呼んだ。
今回はアフレック側からプレゼンター辞退を申し出た様子だが、前日のゴールデングローブ賞授与式での女優達の行動を見ても、今回オスカー授与式に出ることは難しかっただろうと思われる。

第90回アカデミー賞授与式は2018年3月4日(現地時間)ロサンジェルスで開催。日本ではこの模様をWOWOWプライムが生中継(3月5日午前8時30分より)する。

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