スティーヴン・キングの87年刊行のホラー小説「トミーノッカーズ」の映画化権をユニバーサル・ピクチャーズが取得した。

この映画化権はソニー・ピクチャーズとNetflixも狙っていたもの。監督、出演者は未定。製作には「死霊館」「インシディアス」シリーズのジェームズ・ワン監督、「IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」のプロデューサー、ロイ・リーが参加する。
原作は、メイン州の田舎町ヘイヴンの住民たちの間に次々に異変が起きていく中、主人公は森の中に円盤状の物体が埋もれているのを発見するというストーリー。93年にジョン・パワー監督、ジミー・スミッツ主演のテレビ映画「スティーブン・キング/トミーノッカーズ」として映像化されている。
さらにキングの小説の映画化が始動。キングがリチャード・バックマン名義で書いた79年の小説「死のロングウォーク」The Long Walk の脚本を「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」のジェームズ・ヴァンダーヴィルトが執筆する。彼は製作にも参加する。監督は未定。原作は、軍事政権が支配する近未来のアメリカで行われる競技"ロングウォーク"を描くもの。この競技にはテストで選ばれた14歳から16歳の少年100人が参加させられ、最後の1人になるまで休むことなく歩かされる。これまでこの小説の映画化権は、キングの「グリーンマイル」を映画化したブランク・ダラボン監督が持っていたが、彼が権利を手放したもの。今回の製作はニューライン・シネマ他。
この他にもキング作品では『ペット・セマタリー』再映画化などが続々決まっている。

This article is a sponsored article by
''.