「アベンジャーズ」シリーズのスカーレット・ヨハンソンが、「ラブ & サグ」Rub & Sug で実在の犯罪世界の大物を演じ、製作も担当する。
その大物の名はダンテ・テックス・ジル、本名ジーン・マリー・ジル。ジルは70年代のピッツバーグで、それまで男性が仕切っていた風俗店業界で成功を収めた人物。彼女は女性として生まれたが、認識は男性で、男装して生活し、恋人は女性だった。彼女の成功の背後には、同性愛や異性装の人々のコミュニティーの支援があったと言われている。
映画は彼女と恋人シンシアの関係を中心に描く。また、映画のトーンは「アメリカン・ハッスル」のようなものになるとのこと。監督は、スカーレットと「ゴースト・イン・ザ・シェル」で組んだルパート・サンダーズ。製作はニュー・リージェンシー他。撮影は来年初頭にスタートする。