「007」最新作が新たな監督を探している最中のダニエル・クレーグに、別の新作が決定。
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督・脚本のミステリー「ナイフを出した状態で」Knives Out に主演する。
本作はジョンソン監督が10代の頃から大好きなアガサ・クリスティーの古典的スタイルで描く、現代を舞台にした密室殺人ミステリーだそう。クレーグは探偵役を演じる。
ジョンソン監督は「スター・ウォーズ」の新たな三部作を構想中だが、その前にこちらに取り掛かる。撮影は11月にスタートする予定。製作はフィルムネーション他。
またダニー・ボイル監督が降板した007シリーズ最新作は、監督候補に新たに2人の名前が浮上していると業界紙「ヴァラエティ」が報じた。
ひとりはこの8月に全米公開された若者4人の犯罪を描く「アメリカン・アニマルズ」American Animalsの監督・脚本家のバート・レートン。TVドキュメンタリー出身で、劇場映画経験は2作。
もうひとりは「コラテラル 真実の行方」の女流監督S・J・クラークソン。彼女はTV「スター・トレック」の新シリーズの監督にも決定ずみ。「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などTVシリーズ経験は豊富。
また、かねて噂になっている「ベルファスト71」のヤン・ドマンジュ監督も候補のひとりとのこと。彼の新作は9月全米公開、10代の少年によるFBIの囮捜査を描く「ホワイト・ボーイ・リック」White Boy RIck はマシュー・マコノヒーが出演している話題作だ。
007の新作の製作はMGM他。すでに発表されている全米公開日は、19年11月8日で、まだ変更は発表されていない。