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「麗しのサブリナ」で演出中のワイルダー監督
「この娘はふくらんだ胸の女性の魅力を過去のものにするだろう」
セクハラ問題で揺れるハリウッドに限らず、今やこんなことを口に滑らせたら、間違いなくアウト!
これは、名監督ビリー・ワイルダーが一躍脚光を浴びたオードリー・ヘプバーンを「麗しのサブリナ」(1954)の主役に迎えたときの言葉。
ワイルダーはこの作品の次にマリリン・モンローの曲線豊かな肢体を存分に活かした「七年目の浮気」(1955)を撮っているが、モンローとは逆にオードリーの武器が、そのペチャンコな胸にこそあることを指摘。
自身二度目のオードリー主演作「昼下りの情事」(1957)も含めて、彼女が演じるヒロインを、絶対に俗っぽくさせないよう細心の努力を払ったという。
それが彼女の最高の持ち味であり、ほかの女優にはない魅力だからだ、ともワイルダーは言っている。
「昼下りの情事」でゲーリー・クーパーと
「昼下りの情事」では、オードリーは父親ほども年の離れた相手役(ゲーリー・クーパー)とプラトニック以上、ベッドイン以下という微妙な関係を軽妙に演じた。
それが全く不潔感なく観客に受け入れられたのは、絶対に俗っぽさを寄せ付けなかったワイルダーの演出努力と、何といってもオードリー自身がごく自然に身につけている品格のせいであろう。
写真は、「昼下りの情事」の撮影の合間に、当時の宣伝用に撮影されたもの。
物語の主な舞台はパリの名門ホテル、リッツ。
しかし、画面に登場するのは、ブローニュにあった撮影所に作られたセットで、広いスィート・ルームとベランダ、そしてエレベーター付きという完璧なもの。
広い廊下には、クーパー演じるフラナガン氏の巨大な旅行ケースがところ狭しと並べられていたらしい。
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<クラシック ハリウッド女優カレンダー2019>にはオードリーのほか、「ジャイアンツ」(1956)撮影中のエリザベス・テーラーとジェームズ・ディーンの仲睦まじいショットも。
ちなみに、ディーンはこの映画の撮影終了直後に帰らぬ人となった。
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