ミュージカルから一転、待望の最新作の舞台は宇宙!
まだスマホも携帯電話もなかった時代に、月へと飛び立ったアポロ11号。それは、人類初の月面着陸という、前人未踏の未知なるミッションにして、人類史上最も危険なミッションだった…。
アームストロングを演じるのは『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞ライアン・ゴスリング。アームストロングを支える妻ジャネットを、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。監督は最年少記録となるアカデミー賞監督賞を受賞したデーミアン・チャゼル。
日本だけでなく世界を席巻した『ラ・ラ・ランド』に引き続き、人類が初めて月面着陸してから50年という記念すべき年に公開される最新作『ファースト・マン』。アポロ11号船長ニール・アームストロングの壮絶な人生と宇宙体験を圧倒的な映像表現で描き出したことで、またもや各国の映画祭で熱い注目を浴びているチャゼル監督とライアンの黄金タッグが最新作をひっさげ、2年連続となる来日を果たすことが決定した
実は『ラ・ラ・ランド』の出演オファーを受ける前から、本作の企画に参加する話をチャゼル監督と進めていたというライアン。前作と作風がガラッと変わり、チャゼル監督にとっても新境地の開拓となった本作について「前作に比べて映画としての表現の仕方がかなり違う分、本作でも念入りな準備が必要だった。失敗する要素は数えきれないほどあったと思う。映画をどうにか成功させるためには全員がパワー全開で取り組まないといけない。とにかくみんなで必死に働いたよ。でもすごく楽しかった」と撮影の様子を振り返り、チャゼル監督も「当時のロケットや宇宙船は本当に壊れやすく月面着陸は無謀な挑戦だった。だからこそ国を挙げて取り組んだんだ。ニールはその重荷をたった1人で背負い、第一歩を踏み出した。その勇気に僕は感銘を受けた。そこで生涯を描く伝記映画ではなく彼の目線で描くことにしたんだ」と、本作へ並々ならぬ熱い想いを明かしている。
本年度のアカデミー賞大本命との呼び声も高い本作。果たして、チャゼル監督とゴズリングは待望の最新作と共に日本の地で何を語ってくれるのか?
©Universal Pictures