家族の絆をサスペンスフルに描いた“衝撃と感動”のドラマ
本作は、クリスマスイブの朝にドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベンと、愛するが故に息子を信じ続ける母・ホリーの愛情、そしてベンの帰宅によって、思わぬ試練が降りかかる家族の絆をサスペンスフルに描いた“衝撃と感動”のドラマ。
どんなときでも息子の最大の味方であろうとする母親ホリー役を体当たりで演じるのは、「このストーリーにはとても胸を打たれた」と語るジュリア・ロバーツ。大ヒット作『プリティ・ウーマン』(‘90)で世界的トップスターとなり、『エリン・ブロコビッチ』(‘00)で第73回アカデミー賞(R)主演女優賞を受賞、『ワンダー 君は太陽』(‘18)でもハンデを抱える息子に無償の愛を注ぐ母親役を演じていたジュリアが、本作で”キャリアの頂点”と称賛される熱演を見せる。
そして、ケガの治療による鎮痛剤の過剰投与で不運にも依存症に陥ってしまい、痛々しいほどに苦しむ息子ベン役には、ジュリアの推薦がきっかけで出演が決定したルーカス・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(‘16)で第89回アカデミー賞(R)助演男優賞にノミネートされ、『スリー・ビルボード』(‘18)や4月公開の『ある少年の告白』など話題作に次々と出演する、世界が今最も注目する若手俳優。さらに突然帰ってきた兄を案じながらも疑う妹アイヴィー役には、この春の『名探偵ピカチュウ』への出演が話題となったキャサリン・ニュートン、継父ニール役をドラマ・映画と活躍するエミー賞受賞俳優 コートニー・B・ヴァンスと実力確かなキャストが好演を見せる。
監督・脚本を務めたのは、『アバウト・ア・ボーイ』(‘02)で第75回アカデミー賞(R)脚本賞にノミネートされ、ルーカスの実の父であるピーター・ヘッジズ。 脚本・原作を務めた不朽の名作『ギルバート・グレイプ』(‘94)が世界中から称賛を集めたピーターが再び不完全な家族たちの懸命に生きる様を見事に描き上げた。
子供への愛情とは、愛と厳しさの境界線とは…?ジュリア・ロバーツが迫真の演技で体現する、いかなる事があろうとも愛する息子を守ろうとするホリーの決して諦めない愛の行く末に、物語の進行と共に観る者の心を鷲づかみにして離さない緊張感あふれる新たな名作が誕生した。