アカデミー賞を取材する映画芸術科学アカデミーの理事会がルールの変更を発表した。

結局、注目されていた配信映画が賞の対象から締め出されることにはならなかった。
その前に、スティーヴン・スピルバーグ監督らが、配信作品はアカデミー賞ではなくエミー賞の対象にするべきだと協会側に主張していたので、対象作の条件が変更になるのかが注目されていたが、対象作の条件はこれまでと同じで『ロサンジェルス郡内で7日以上、1日当たり3回以上の有料上映すること』のまま。この条件を満たせば、「ROMA/ローマ」のように配信されていても賞の対象になる。
変更になったのは、それ以外の部分。まず“外国語映画賞”という名称が“国際長編映画賞”に変更に。この部門のノミネートの対象となる作品のショートリストはこれまで9作だったが、10作に。そして長編アニメーション部門は、これまでショートリストが発表されていたが、これが廃止に。また、メークアップ&ヘアスタイリング賞のノミネート作品数が、3作から5作に増加。これまでショートリストは7作だったが、今後は10作になる。また短編部門では実写、アニメともにニューヨーク市とロサンジェルス郡で資格を得なくてはならないという。

This article is a sponsored article by
''.