ゴジラが日本に帰ってきた!2019年5月31日から全国公開の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(東宝配給)のジャパン・プレミアが5月27日、リアルサイズ・ゴジラ像がビルから見下ろす、通称・新宿のゴジラ・ストリートで行なわれ、ゲストが来場した。
渡辺謙、チャン・ツィイーに、監督や日本語吹替え版キャストも
今回の作品のゴジラの体長である119.8メートルと同じ長さのブルーカーペットに、まず登場したのは前作「GODZILLA/ゴジラ」でも演じた芹沢博士役を再度演じる渡辺謙。『オールドファンも若いファンも絶対に楽しめる作品。かなり面白いですよ』と自信満々のコメント。『過去のゴジラ映画に負けない素晴らしい作品なのでぜひ見てほしい』と胸を張った。
次いで日本語吹替え版をつとめた芦田愛菜、木村佳乃、田中圭の3人も到着。彼らは劇中で家族を演じる。芦田は『すごい合映画に携われたことで光栄です』と語った。
続いて、今回ゴジラ作品は初出演となるチャン・ツィイーが到着。彼女は10年ぶりの来日という。『また皆さんにお会いできてうれしいです。でもこの映画の中で私たちは重要ではないんです。本当に重要なのはゴジラたち怪獣! こんなスゴイ作品に出演のチャンスを下さった監督にこの場を借りて感謝します』と出演できた喜びを語った。
そのお礼を述べられたマイケル・ドハーティー監督と、製作者にして脚本も務めたザック・シールズがトリで現われた。『本当に幼いころから僕はゴジラを見て育ちました。学校でいじめられた時もゴジラが助けてくれたらどんなにいいだろうと夢を見るような子どもでした。そんな僕が映画を作った仲間たちとここにいられるなんて本当に夢がかなった気分です。皆さんの期待と伝統を裏切ることのない作品になっていると願います』と述べた監督に大勢の観衆から大きな拍手が送られた。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は31日から全世界で一斉ロードショーとなる。ワールドクラスのゴジラ映画のパワーを感じてほしい。
撮影:大西基