アカデミー賞監督ダニー・ボイルと、アカデミー賞ノミネート脚本家リチャード・カーティスが贈る最新作『イエスタデイ』が2019年10月11日（金）に日本公開（東宝東和配給）。あのエド・シーランが出演していることも話題。
エド・シーランが本作のために2曲を提供
本作は「もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら？」というユニークな設定で、音楽、夢、友情がザ・ビートルズの名曲に彩られ展開していく壮大なドラマ。また、ヒメーシュ・パテル、エリー役のリリー・ジェームズらフレッシュで個性的なキャストに加え、日本でも大人気のエド・シーランの出演も大きな話題を呼んでいる。
今回、本人役で登場するエド・シーランは「One Life」、「Penguin」の2曲を本作のために楽曲提供した。そのうちの一つ、「One Life」は書き下ろし。脚本のカーティスら製作スタッフの念願叶い、数年越しに実現したそう。
エドのファンでもあり、友人のカーティスは、「本作の脚本を執筆している時に、ザ・ビートルズの曲の他に、主人公のジャックが作ったという名目ですごくロマンチックな曲を入れることを思いついて、エドに打診したらOKしてくれたんだ。2日後、彼はこの映画にぴったりな曲を送ってくれて、皆で大喜びしたよ」と振り返る。しかし、その楽曲とは実は「How Would You Feel (Paean)」という曲で、エドのレコード会社もこの曲を大いに気に入ったため、彼の3rdアルバム「÷（ディバイド）」に収録されることに。カーティスらはとても残念がったそうだが、2年後にエドが本作に出演することになったことで、夢がようやく実現。新たに彼が提供した「OneLife」は、ジャックの心の変化に寄り添うかのようにエンディングのシーンで使用されている。「OneLife」、「Penguin」の2曲は映画のサントラ盤には収録されていないので、ぜひ映画館で本編をチェックしたい。
©UniversalPictures
