かねてから企画されている1983年の名作クライムドラマ「スカーフェイス」のリブートの新たな監督が決定した模様。
「君の名前で僕を呼んで」「サスペリア」のルカ・グァダニーノ監督がこのリブート版を手がけると報じられた。製作はユニバーサル・ピクチャーズ他。
オリジナル作はブライアン・デパルマ監督、アル・パチーノ主演で、ハワード・ホークス監督の「暗黒街の顔役」(1932)を現代に舞台を移してリメイクしたもの。キューバからアメリカに移民した青年が、犯罪世界でのし上がっていく。今回のリブート作も、現在を舞台に描くと見られている。
これまで脚本には何人も関わっており、「ミス・リベンジ」のジャレス・ダネット・アルコセル、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のジョナサン・ハーマン、「さらば、ベルリン」のポール・アタナシオを経て、現在はジョエル&イーサン・コーエンが書いている。
この企画は一時、「イコライザー2」のアントワン・フークア監督、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のディエゴ・ルナ主演で企画されていたが、現在の出演者は未発表。