ベン・ウィショーやベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストンなど豪華キャストが総出演した「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」(配給:カルチャヴィル合同会社)が2020年6月5日より大阪・TOHOシネマズ梅田でアンコール上映される。東京でも7月上映予定だ。

東京では7月31日より上映予定

 ロンドンオリンピックが開催された記念すべき2012年、イギリスは文化的にも自国の歴史を代表する傑作を創り世に残す決意をした。その一大プロジェクトの一つが、シェイクスピア・ファンには通称“ヘンリアド”という呼び名で親しまれる「リチャード二世」、「ヘンリー四世PART1」、「ヘンリー四世 PART2」、「ヘンリー五世」から、通称“バラ戦争”で有名な時代「ヘンリー六世 Part 1」、「ヘンリー六世 Part2」、「リチャード三世」まで、シェイクスピアにより語り継がれる英国の王冠をめぐる争いを一気に描いた映像作品『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』を制作する大企画だった。
イギリスを代表する才能を総結集させた壮大なプロジェクトには、世界的人気を誇る俳優ベン・ウィショーやベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、サイモン・ラッセル・ビール、ジュディー・デンチ、そしてロリー・キネアなど豪華キャストが総出演。製作スタッフも世界最高峰の英国演劇界で名を馳せるクリエーターが参加した。この歴史に残る傑作は、スクリーンでぜひお楽しみ頂く価値がある作品だ。今回のアンコール上映は大変貴重な機会になることだろう。

上映スケジュール
公開館:TOHOシネマズ 梅田
6月5日(金)〜6月11日(木) 「リチャード二世」
6月12日(金)〜6月18日(木) 「ヘンリー四世 PART1」
6月19日(金)〜6月25日(木) 「ヘンリー四世 PART2」
6月26日(金)〜7月2日(木) 「ヘンリー五世」
7月3日(金)〜7月9日(木) 「ヘンリー六世 Part 1」
7月10日(金)〜7月16日(木) 「ヘンリー六世 Part 2」
7月17日(金)〜7月23日(木) 「リチャード三世」

★東京は、7月31日(金)よりシネ・リーブル池袋で公開。

画像: 『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』劇場予告編2020 youtu.be

『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』劇場予告編2020

youtu.be

『嘆きの王冠〜ホロウ・クラウン〜』作品情報 7エピソード完結のシェイクスピア歴史大作!
【各エピソード基本情報】
●『リチャード二世』 
監督:ルパート・グールド 脚本:ルパート・グールド、ベン・パワー
出演:ベン・ウィショー、ロリー・キネア、パトリック・スチュアートほか
尺:約148分
ストーリー:リチャード二世(ベン・ウィショー)はいとこのヘンリー(ロリー・キネア)とトマス・モウブレーの決闘の立会いで二人を諌めて国外追放を命じる。ヘンリーの父親が亡くなり遺産を国のために没収するリチャード二世のもとに、ヘンリーは正当な相続を主張し戻ってくるのだった。ヘンリーの支持層は王冠もヘンリーが継承すべきだと行動に出るが・・・。
●『ヘンリー四世 PART1』 
監督:リチャード・エア 脚本:リチャード・エア
出演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン、サイモン・ラッセル・ビールほか
尺:約120分
ストーリー:ヘンリー四世(ジェレミー・アイアンズ)の悩み種は、放蕩息子ハル王子(トム・ヒドルストン)だ。酒場で悪い仲間とつるんで遊んでばかりいる息子が果たして国を統治する王の座に就くことができるのか。しかも、リチャード二世から正当な王位後継者とされていたエドムンド・モーティマー側を援護するハル王子のライバル的存在のハリー・パーシー、その父ノーサンバランド伯らはヘンリー四世に対し反乱を起こすのだった・・・。
●『ヘンリー四世 PART2』
監督:リチャード・エア 脚本:リチャード・エア
出演:ジェレミー・アイアンズ、トム・ヒドルストン、サイモン・ラッセル・ビールほか
尺:約121分
ストーリー:父ヘンリー四世の軍に参加しホットスパーを倒したハル王子だったが、ロンドンに戻るとフォルスタッフら悪友との関係は昔のまま。そんな折にヘンリー四世が病気で倒れる。ヘンリー四世が死ぬ直前に和解したハル王子は、ヘンリー五世として父の後を継ぐ。ヘンリー五世誕生を知ったフォルスタッフは昔の馴染みとして恩恵を受けようとお祝いに駆けつけるが・・・。
●『ヘンリー五世』  
監督:テア・シャーロック 脚本:テア・シャーロック、ベン・パワー
出演:トム・ヒドルストン、ジョン・ハート、ジュリー・ウォルターズほか
尺:約139分
ストーリー:放蕩息子から立派な王へと成長したヘンリー五世にフランスから挑戦が届く。ヘンリー五世はフランスへの遠征を決意するのだった・・・。
●『ヘンリー六世 PART1』 
監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、ルーク・トレッダウェイほか
尺:約117分
ストーリー:ヘンリー五世の死後、ヘンリー六世(トム・スターリッジ)が成人するまでグロスター公が摂政を務めていた。サフォーク伯の企みでマルグリット(ソフィー・オコネド)を妻に迎えた気弱なヘンリー六世は、マルグリットに尻に敷かれることになり・・・。
●『ヘンリー六世 PART2』 
監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、ルーク・トレッダウェーほか
尺:約129分
ストーリー:ヘンリー六世は正当な王冠の後継者だと主張するヨーク家にヘンリー六世の死後は王位を引き継ぐ決意をする。しかし、その弱腰な決断で息子が受け継ぐはずの王位を捨てたヘンリー六世の決断にマルグリットは激怒し、自身が軍を率いてヨーク家と対決するのだった・・・。
●『リチャード三世』
監督:ドミニク・クック 脚本:ベン・パワー
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、アンドリュー・スコット、ルーク・トレッダウェーほか
尺:約135分
ストーリー:エドワード五世として王位についた兄をサポートする兄弟ジョージとリチャード(ベネディクト・カンバーバッチ)に見えたが、実は王座を虎視眈々と狙っていたリチャードは次々と邪魔者を消していく。そんな恐ろしいリチャードの行動に母親(ジュディー・デンチ)すら彼を産んだことを後悔し、呪いの言葉を投げかける。念願が叶い王位につきリチャード三世となっても、彼に平穏な日はやってこないのだった・・・。

THE HOLLOW CROWN: © Carnival Film &Television Limited 2012. All Rights Reserved.
THE HOLLOW CROWN: THE WARS OF THE ROSES: ©Carnival Film & Television Limited 2015. All Rights Reserved.

This article is a sponsored article by
''.