「荒野の用心棒」「ニューシネマ・パラダイス」など数々の名画に名曲を提供したイタリアの作曲家エンニオ・モリコーネが7月6日死去した。

モリコーネは先週転んで大腿骨を骨折しローマの病院に入院していたという。91歳だった。
1928年ローマ生まれ。イタリアのサンタ・チェチーリア音楽院で音楽を学び、映画界にデビューしたのち、セルジオ・レオーネ監督のマカロニウエスタン「荒野の用心棒」「ウエスタン」などで印象的なメロディーを提供し世界中で大ヒット。
その後イタリアだけでなく「天国の日々」「ミッション」「アンタッチャブル」などアメリカ映画や世界中の映画界でヒット曲を連発。本国でも「1900年」「ニューシネマ・パラダイス」などの作品でその名をはせた。2016年には「ヘイトフル・エイト」で初のアカデミー賞作曲賞を受賞。87歳で渡米し授賞式に出席し話題を呼んだ。日本でも大河ドラマ「武蔵MUSASHI」の音楽を担当し話題になった。

photo by Getty Images

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