2021年4月まで公開が延期されているダニエル・クレーグ主演「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」にストリーミング配信公開という噂がたち、一時米映画業界が騒然となった。
アメリカのエンターテインメント系メディアがこぞって報道したのは、「007」の製作会社イオン・プロにネットフリックスやアップルなどのストリーミングサービス各社がこぞって公開延期中の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を配信公開する権利を巨額の費用で買い取る交渉をしているという噂が出ているというもの。
どうやら現実化することはなさそうなものの、MGMがコロナウイルスの影響でこれまでに出ている大きな損失を補うために交渉が行なわれたことはほぼ事実ではないかと見られている。スタジオ側は5億ドル以上を求め、あるストリーミング会社側は6億ドルを提示したと言われているが、最終的にイオン・プロのバーバラ・ブロッコリがこれを蹴ったとか。この噂に対して配給の米ユニバーサルは現時点で正式なコメントを出していないので、事実なのかフェイクニュースなのかは不明。あくまで現時点で「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」は2021年4月2日全米劇場公開予定となっている。