2021年5月20日(木)より、MIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTの動画配信サービスにてオンライン上映を開始する映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』の予告編が解禁された。

新鋭・ブルハン・クルバニ監督が放つ衝撃の183分!

画像: 新鋭・ブルハン・クルバニ監督が放つ衝撃の183分!

本作は、1920年代に出版された現代ドイツ文学の金字塔『ベルリン・アレクサンダー広場』を、新進気鋭の才能溢れるブルハン・クルバニ監督の大胆な解釈によって、愛・金・裏切りに翻弄されるギャングたちの物語として映画化。現代社会が抱える貧困・人種・難民の問題をリアルに描き、スタイリッシュな映像で紡がれるサスペンスフルな展開に息を呑む衝撃作。第70回(2020年)ベルリン国際映画祭に正式出品され話題となり、世界各国の映画祭でも高い評価を得た。

予告編では、難民として必死にもがきながら善人になる事を誓う主人公・フランシスの懸命な姿と、彼に忍び寄るダークな魅力をもつ”悪魔”のような男・ラインホルトが描かれる。フランシスとミーツェは友人を通して出会い引き寄せられるが、ミーツェがフランシスに“愛”を与え求める一方で、ラインホルトの魔の手が2人の背後に迫る。

画像: 映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』本予告【5/20(木)よりオンライン上映】 youtu.be

映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』本予告【5/20(木)よりオンライン上映】

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また、本作の監督・共同脚本を手がけたブルハン・クルバニ監督から、オンライン上映に際してコメントが到着した。

「原作の『ベルリン・アレクサンダー広場』を読んで僕は育ちました。ベルリンに引っ越したとき、近くの公園には金持ちも黒人もいて、ただ麻薬のコミュニティは黒人の難民がほとんどでした。格差を目の当たりにし、僕は彼らに焦点を当てた物語を作りたいと考え、頭の中で難民の物語とフランツ・ビーバーコップ(『ベルリン・アレクサンダー広場』の主人公)の物語が重なりました。自慢のチームと役者たちが作った、旅をするような映画です。本作はドイツ人社会と難民の話で、そこには闇が存在する。しかし結末には希望の見える話になっています。楽しんでください。」

画像: ブルハン・クルパニ監督

ブルハン・クルパニ監督

<ブルハン・クルバニ監督 プロフィール>
1980年、アフガニスタン人難民の息子としてドイツで生まれる。2002年、映画監督を目指しバーデン・ヴュルテンベルク映画大学に入学。卒業制作として監督した長編『SHAHADA(原題)』(2010)が第60回ベルリン国際映画祭で上映され、2本目に制作した長編『ロストックの長い夜』が高い注目を集め、ローマ国際映画祭でコンペティションのオープニング作品として上映。3本目の長編となる、本作『ベルリン・アレクサンダープラッツ』が第70回ベルリン国際映画祭でプレミア上映された。

<作品概要>
1920年代に出版されたドイツ文学の巨匠アルフレート・デーブリンの名作『ベルリン・アレクサンダー広場』を、ドイツの新進気鋭監督ブルハン・クルバニが構想に7年もの歳月をかけて大胆な解釈で現代劇として映画化。ドイツ・ベルリンの最貧困層で生きながら、そこから抜け出そうともがく不法移民の青年・フランシスの苦悩と愛を描く。
ストーリー:アフリカからヨーロッパを目指していた不法移民のフランシスは、船が嵐に遭遇した時に、もし無事に上陸できたなら今後は心を入れ替えて真面目に生きると誓う。その後ドイツへ辿り着くことができたフランシスだが、難民生活は過酷を極め、裏社会に生きる狡猾なドイツ人男性ラインホルトの手引きで犯罪に手を染めていく。そんな中、ある女性と出会ったことでフランシスは運命を変えようとするが・・・。
監督:ブルハン・クルバニ  脚本:マーティン・ベーンケ、ブルハン・クルバニ  原作:アルフレート・デーブリーン
出演:ウェルケット・ブンゲ、イェラ・ハーゼ、アルブレヒト・シュッヘ、アナベル・マンデン、ヨアヒム・クロルほか
5月20日(木)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon PrimeVideo、U-NEXTにてオンライン上映

(c)Sabine Hackenberg, Sommerhaus Filmproduktion(c)Wolfgang Ennenbach, Sommerhaus Filmproduktion

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