あれから8年——あの盲目の老人は、何故か少女を〝大切″に育てていた。ある日その少女が誘拐され……
「20年に1本の恐怖の作品!」と評され、2週連続全米No.1、世界興行収入170億円超え(※1)を記録した『ドント・ブリーズ』(2016)。日本でも公開されるやいなや、88分間緊張しっぱなしの息もつかせないその恐怖は、若者を中心にSNSで瞬く間に拡散。当初わずか33スクリーンでの上映スタートだったが、満席続出により上映規模が全国に拡大、異例のロングランヒットを記録した。物語の舞台はデトロイトの貧しい田舎町。強盗を企てた若者3人は孤独な盲目の老人が住む屋敷に忍び込み、いとも簡単に大金を手に入れるはずだったが……、暗闇の中遭遇したのは、殺人マシーンと化した異常すぎる老人だった!そして主人公が不気味な地下室で見つけた、想像もしえなかった老人の〝ある秘密″——。そのホラー映画としての卓逸した完成度に、新海誠監督も自身のTwitterで「噂に違わぬ傑作」と称賛。その待望の続編『ドント・ブリーズ2』がいよいよ公開される。
この度解禁された予告編には、目を疑うような光景が。なんとあの盲目の老人は、少女を〝大切″に育てていた。8年前の惨劇が起こった屋敷で、二人だけの生活を誰にも邪魔されないよう静かに暮らす老人。しかし彼の少女に向ける表情には、何らかの事情と不気味さを窺わせる—— そんな中、ある謎の武装集団が現れ、少女に近づき屋敷へと足を踏み入れた時、ついにその狂気が目を覚ます——。少女をめぐり、暗闇での惨劇、再び。なぜ老人は、その少女に異常なまでに固執するのか。全ての真実を知った時、前作を超える衝撃に息が止まる!
ホラー映画史上〝最強の老人″との呼び声高いあの盲目の老人の、想像を絶する8年後の戦慄を描く本作。監督を務めるのは、前作でフェデ・アルバレス監督と共に脚本を手掛けたロド・サヤゲス。またフェデも引き続き共同脚本・製作として名を連ね、サム・ライミが『死霊のはらわた』のリメイクを託すほど絶対的な信頼を寄せるホラー映画界の新たな才能が、我々を更なる恐怖へと導く。
フェデは最新作について「前作とは大きく異なるアプローチの〝まるで違った続編″」(※2)と言及。更に前作に続きプロデューサーとして参加しているサム・ライミも、「今まで聞いた中で、最高の続編のアイデア!」(※3)と早くも絶賛するとともに、前作での怪演が話題になり、〝盲目の老人″役を続投するスティーヴン・ラングも、「前作と大いに親族関係にあるが、多くの意味で独自の代物だ」(※4)と自信をみなぎらせる。
(※1)数字はBox Office Mojo 調べ、1$=110円換算
(※2)2018年11月「MOVIE WEB」記事より
(※3)2016年11月「IGN」記事より
(※4)2020年11月「THE Hollywood REPORTER」記事より