数々のヒット映画を生み出したハリウッドの人気監督リチャード・ドナーが6月5日亡くなったことが明かされた。
夫人でビジネスパートナーのシュラーさんが訃報を語ったもの。死因は不明だが享年91だった。
ニューヨーク生まれで俳優志願だったが、60年代に監督としてデビュー。76年のオカルトホラー『オーメン』が大ヒットして、78年のクリストファー・リーヴ主演『スーパーマン』の監督に抜擢され、世界的な認知度を得た。80年代にも『グーニーズ』や『リーサル・ウェポン』などヒット作を連発し、ハリウッド大物ディレクターのひとりになった。
ほかに『サンフランシスコ物語』『レディホーク』『3人のゴースト』『マーヴェリック』『陰謀のセオリー』『16ブロック』などを監督。製作者としても『X-メン』などを成功させている。