狂気に満ちた“悪夢”がついに世界同時解禁‼
『死霊館』ユニバースの生みの親で、『ソウ』や『インシディアス』シリーズなど数々の傑作ホラーを手掛けてきたハリウッドホラー界の巨匠ジェームズ・ワン。斬新な作風で、観る者が予想できない驚きと未知の恐怖を生み出してきた彼の作品は“密室”や“暗闇”、そして“幽霊屋敷”など幼いころから誰もが子供の頃に一度は体験したであろう人間が持つ原始的かつ潜在的な恐怖心を煽り、日常にある“恐怖”を増幅させながらも、さらにホラー作品の定石や定番描写をことごとく覆すことで、全世界を震え上がらせてきた。
彼はホラー映画で培った抜群のカメラワークと圧倒的なスピード感と迫力で、シリーズ史上最高興行収入を記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)や日本でも特大ヒットとなったDC映画『アクアマン』(2018年)の監督も務め、いまやホラー界のみならずハリウッドに欠かせないフィルムメーカーの地位を築いた。
今回、ワンの最新作『マリグナント 狂暴な悪夢』の映像初お披露目となったUS版予告映像では、アナベル・ウォーリス(『アナベル 死霊人形の誕生』『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』)演じるマディソンが、謎の殺人鬼が次々に人を襲う悪夢に悩まされるシーンから始まる。
殺人鬼は漆黒の姿でどこからともなく現れ、予測不能な素早い動きと超人的な能力で殺人を繰り返し、なす術なく犠牲者ばかりが増えていく。殺人が起きるたびに、マディソンはリアルな幻覚かのように凄惨な殺人現場を疑似体験し、少しずつ自身の隠された過去に導かれていくことに…。そして、ついにその邪悪な手はマディソンの元へ。果たして、マディソンが見る悪夢の謎とは!?
ジェームズ・ワンは本作が完成した際に自身のSNSで「この映画をどう表現したら良いか分からないけど、とても興奮している!僕が手掛けた今までの作品とは一線を画すような、さまざまなジャンルをミックスしたオリジナル映画を作りたかったんだ。でも自分が観て育ったようなホラーの精神はちゃんと作品に生きているよ!」と作品の出来に自信を覗かせた。
彼のコメントからも分かるように、ジェームズ・ワンの原点的な作品でありながら、ホラー映画史を覆すような全く新しいホラーの誕生の予感を感じずにはいられない。なお、本作は本編のバイオレンス描写によりR18+作品に指定されている。R指定の内容も気になるところだが、監督を務めた『アクアマン』やプロデューサーとしてクレジットされている今年6月公開の『モータルコンバット』からも分かるように、縦横無尽な激しすぎるアクションやアイコニックなキャラクター描写にも定評があるため、ジェームズ・ワンがホラーとアクションをどのように融合させたのか、そしてどのようなキャラクターを産み出したのかにも注目したい!
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